東玉のこだわり

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東玉の歴史・思い

卓越した技が生まれ、今に伝わる

東玉の歴史は人形の町・岩槻の歴史とともにあります。江戸時代より城下町、宿場町として栄えた岩槻は人形作りに適した桐と水に恵まれ、現在は日本一の人形の町といわれるようになりました。

昭和40年頃の東玉

昭和40年頃の東玉

店舗前で

店舗前で

江戸嘉永年間、岩槻城主の御殿医、戸塚隆軒(りゅうけん)は、医業のかたわら人形作りを趣味としており、その作品のひとつを城主に献上したときにお誉めのことばとともに、当時有名だった西国・京の人形師に対し「東国における人形づくりの王さま」という意味で「東王」という名を賜りました。しかし、隆軒は王では恐れ多いということから王に点をつけさせていただき「東玉(とうぎょく)」と号しました。2代目健次郎(けんじろう)も医師のかたわら人形製作をたしなみ、3代目の貞造(さだぞう)に引き継がれました。そして4代目の巌(いわお)にいたっては、幼少のころから年季奉公に入り、人形づくりに専念し商いとするようになりました。この由緒ある雛匠東玉(ひなしょうとうぎょく)の名は代々受け継がれ、現在7代目雛匠東玉に至っています。

初代雛匠東玉 戸塚 隆軒

初代雛匠東玉
戸塚 隆軒

二代目雛匠東玉 戸塚 健次郎

二代目雛匠東玉
戸塚 健次郎

四代目雛匠東玉 戸塚 巌

四代目雛匠東玉
戸塚 巌

初代雛匠東玉 戸塚 隆軒

初代雛匠東玉 戸塚 隆軒

二代目雛匠東玉 戸塚 健次郎

二代目雛匠東玉 戸塚 健次郎

四代目雛匠東玉 戸塚 巌

四代目雛匠東玉 戸塚 巌

岩槻における人形の起こり

岩槻は城下町であるとともに、日光東照宮が造営されてからは、日光御成街道の宿場町でもありました。この地での人形づくりの起源についてはいくつかの説がありますが、そのなかのひとつとして次のような言い伝えがあります。

今から約300年前、東照宮大修理のおりに京から呼ばれていた仏師が帰途についたとき、岩槻で病に倒れてしまいました。医師の看病により回復した仏師は、そのままこの地にとどまり、桐の粉で人形を作る方法を編み出し、後世に伝えたといわれております。その看病にあたった医師が、戸塚の先祖だったといわれております。

桐と水が岩槻人形の命です

岩槻周辺は昔から桐を産し、タンスや下駄の産地として知られていました。その良質の「桐のオガクズ」を練り固めて人形はつくられます。

またこの地域の水は人形づくりに欠かせない胡粉(ごふん)を溶くのにたいへん適していました。このような自然の恵みが今日の岩槻人形を育んできたのです。
さらに近くに江戸という一大市場があったことが、岩槻の人形づくりを盛んにする大きな要因でもありました。

沿革

1852年(江戸嘉永5年)

「戸塚 隆軒」が医師のかたわら趣味として人形創りをはじめる

1914年(大正3年)
四代目「戸塚 巌」により人形の製造・問屋業を開始する



1927年(昭和2年)

直販の第1号店を栃木県宇都宮にオープンする

1945年(昭和20年)

終戦の年、東京の三越、松屋、西武等百貨店と取引を開始する

1948年(昭和23年)
有限会社 戸塚商店を設立



高松宮殿下が当社工房をご視察される
1964年(昭和39年)

株式会社東玉に組織及び社名変更する
明仁皇太子殿下と美智子妃殿下が岩槻の人形づくりをご視察される
鈴木賢一師が東玉工房の主任となる

1972年(昭和47年)
岩槻駅前に東玉人形ビル(本社)を落成する



1973年(昭和48年)

神奈川県藤沢市片瀬に藤沢店開店する

1986年(昭和61年)

節句人形コンクールにて大宮人飾り「藤原」が内閣総理大臣賞受賞する

1988年(昭和63年)

東玉人形会館(現在の総本店)オープン、東玉・人形の博物館を開設する

美智子妃殿下(現・皇后陛下)と紀宮様が東玉人形会館をご視察される



1989年(平成元年)

埼玉県より東玉木目込工房が伝統工芸モデル工場に指定される

1993年(平成5年)

埼玉県より天皇・皇后両陛下に鈴木賢一作「寿々喜雛(すずきびな)」を献上する

1996年(平成8年)

新潟県三条市に新潟営業所を開設する

1998年(平成10年)

飾り方自在の三段飾り「一二の三段(いちにのさんだん)」を発表する

1999年(平成11年)

バーチャルシミュレーション「人形図鑑」を開発発表する

2000年(平成12年)

小宮康孝作の「江戸小紋」でお雛さま製作する

2001年(平成13年)

さいたまスーパーアリーナにて「第1回 ひな人形・五月人形 大ご奉仕会」を開催する

2003年(平成15年)

創業150周年記念「鈴木賢一創作人形展」を開催する
さいたま市岩槻区城町2丁目に、東玉商品センター・城町工房を移転する

2004年(平成16年)

東玉工房主任作家 鈴木賢一師が「埼玉県無形文化財」に認定される

2005年(平成17年)

東京・日本武道館にてフジサンケイグループ・ディノス主催「節句人形大奉仕会」に参画 エトワール海渡様と取引を開始する
高島屋様の通信販売部門と取引を開始する

2007年(平成19年)

パシフィコ横浜にて「第1回 ひな人形 大ご奉仕会」を開催する
東玉大正館が国の「登録有形文化財」に登録される

2008年(平成20年)

高円宮妃殿下、東玉・人形の博物館をご視察される
藤沢店を藤沢市片瀬から同市立石1丁目に新築移転する

2009年(平成21年)

リヤドロジャパン様と提携し磁器製のお人形を販売開始する

2012年(平成24年)

創業160周年記念「吉田永光作 東海道五十三次 羽子板展」 及び「鈴木賢一創作人形展」を開催する

2013年(平成25年)

端午木目込人形「御所童子シリーズ」を創作発表する

2015年(平成27年)

ミスインターナショナル各国代表の72名が東玉総本店を見学する
宇都宮マロニエプラザにて「第1回 ひな人形・五月人形 大ご奉仕会」を開催する

2017年(平成29年)

仙台の藤崎百貨店様と取引を開始する