盆提灯のお話〈1〉

皆様こんにちは！ 総本店では、少ない数ではありますが、盆提灯の展示販売をしています！  

 

お盆は旧暦７月１５日を中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の霊が帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていくという日本古来の信仰行事です。 ご先祖様を大切にする日本ならではの伝統的行事ですね。同じく家族を大切にすごすクリスマスにくらべると、世間の中の盛り上がりには欠けますが、なんとなくお盆の方がゆるやかでほっとする行事だなと感じるのは、日本人の血でしょうか。   さて！盆提灯はお盆のとき、ご先祖様や故人の霊が迷わず帰ってくる目印として飾るもの。13日の「迎え火」16日の「送り火」に大切な役割を果たします。故人がお亡くなりになってから数年は飾っていても、今は出さなくなってしまったというかたも多いのではないでしょうか。 改めてお飾りになってみると、思いがけず、大切な故人との思い出が甦るかもしれません。   次回、機会があればまた盆提灯についてお話したいと思います。