初正月の正月飾りに贈りたい!喜ばれる「羽子板」の選び方
お正月に飾る「羽子板飾り」は女の子の美しいお守りです。
初正月を迎える女の子の赤ちゃんに、ご両親や祖父母、親戚の方々よりお祝いとして贈られて、成人するまで女の子を見守ってくれます。
ですが、妹が生まれた場合にはどんな羽子板飾りを贈れば良いのでしょうか?
お姉ちゃんと似たデザインの羽子板?
それとも、あえて差をつけた羽子板?
また、女の子が大きくなってからの羽子板を贈りたい場合や、羽子板と一緒に飾ることの多い「雛人形」が既にあるご家庭へ羽子板を贈る場合など、羽子板を贈るシーンでは色々なケースが考えられます。
羽子板はお祝いとして贈る物ですから、相手に喜んでもらえることが一番です。
それぞれのケースに適切な羽子板の選び方、おすすめの羽子板飾りをご紹介します。
初正月の「羽子板飾り」はコンパクトサイズが人気
女の子の赤ちゃんが初めて迎えるお正月の事を「初正月(はつしょうがつ)」といいます。
大切な赤ちゃんが怪我や病気などに遭わないように初正月には、お守りとして「羽子板」を贈るのです。
羽子板飾りは、女の子の赤ちゃんのご両親や、祖父母、親戚の方々などから贈られる物ですので、複数の羽子板飾りを飾る場合もあります。
関連記事:「女の子の初正月に『羽子板』を贈る前に知っておきたい基礎知識」
祖父母や親戚から羽子板飾りを贈る場合
女の子の赤ちゃんのご両親がお買い求めになる場合は良いのですが、昨今の住宅事情では床の間や和室がない間取りの住宅が多いので、贈る相手のご家庭の事情も考えて、コンパクトなタイプの羽子板飾りを贈ることをおすすめします。
奥行き11cmのコンパクトサイズながら朱の衣装に金帯輝く珠玉の羽子板です。
- 羽子板飾り「9号美月/ライラック」
壁掛けにも置き型にもなる羽子板飾りです。アクリルケースなので割れる心配がないのも特徴です。袖の桜柄が可愛らしさを演出しています。お顔も優しい表情をしています。
商品詳細
- 羽子板飾り「9号美月/ひのき」
壁掛けにも置き型にもなる羽子板飾りです。アクリルケースなので割れる心配がないのも特徴です。淡い紫の衣裳が優しさと華やかさを演出しています。お顔も愛くるしい柔らかな表情をしています。
商品詳細
押絵羽子板の産地「人形のまち岩槻」東玉の羽子板飾りはこちらからご覧ください。
関連記事:「初正月に羽子板を贈るならコンパクトな羽子板がおすすめです!」
コンパクトタイプの羽子板飾りであれば、いくつもの羽子板飾りをお祝いにいただいた場合でも、省スペースに綺麗に飾ることができますね。
二人目の女の子の初正月に贈る「羽子板飾り」はバランスも考えて
二人目のお子様も女の子だった場合には、やはり初正月に「羽子板飾り」をお祝いに贈ります。
ここで気をつけたい点として、既に一人目のお子様であるお姉ちゃんに贈った羽子板飾りとのバランスです。
一人目のお子様に贈った羽子板飾りと、同じデザインや似たデザインの羽子板飾りを贈ったほうが良いのでしょうか?
それとも、年長者であるお姉ちゃんの羽子板飾りとは差をつけたり、違うデザインにしたほうが良いのでしょうか?
姉妹の羽子板飾りは同じサイズをおすすめします
妹さんへ贈られた羽子板飾りが、お姉さんに贈られた羽子板飾りと極端に差があるというのは好ましくありませんので、基本的には近いサイズの羽子板飾りを贈ってあげると良いでしょう。
羽子板飾りによって素材や細工の技巧は違いますが、子供にとって一番わかりやすい違いはサイズです。
妹さんに贈られる羽子板飾りが、自分の羽子板飾りと同じようなサイズの羽子板飾りであれば、お姉さんが不満に思うことも無いでしょう。
デザインの好みという点では、妹さんへ贈られた羽子板飾りをたまたまお姉さんの好みで気に入ってしまうということもありますし、妹さんが大きくなってから「お姉ちゃんと同じのが良い!」と言い出す事もあるでしょう。
子供の好みはその時の気分によってころころと変わります。
羽子板飾りをめぐる姉妹喧嘩が起こったとしても、しばらくすると折り合いをつけて仲良く遊んでいるかもしれません。
妹さんが大きくなったら、姉妹で羽根突き遊びも出来ることでしょう。
関連記事:「羽子板は遊ぶ?飾る?お子様に教えてあげたい正月の羽根つき遊び」
- 羽子板飾り「13号金襴ピンク白/アクリル葡萄」
白とピンクの優しい色合いが全体の雰囲気を柔らかく魅せています。アクリルケースなので割れにくく軽量です。バックの刺繍が華やかさを演出しています。
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お姉さんの雛人形がある場合の「羽子板飾り」
先に生まれたお姉さんに、上巳の節句(雛まつり)の雛人形がある場合は、少し注意が必要です。
雛人形も女の子のお子様のお守りの役目があり、3月3日の雛まつりのお節句飾りには「羽子板飾り」も一緒に飾ります。
雛人形はお守りであることから、姉妹であっても一人に1組の雛人形が必要ですが、「妹さんのお雛様を飾るスペースは流石に無い!」という場合も、現代の住宅事情ではよくあることです。
そういった場合には、雛人形の代わりに市松人形などを贈りますが、あらかじめ、妹さんの雛人形を飾るスペースが無いとわかっている場合には、初正月の「羽子板飾り」をその分豪華にしてバランスをとってあげる配慮も必要かもしれません。
いずれの場合でも、可能な場合は女の子のお子様のご両親と相談されると良いでしょう。
関連記事:「羽子板は正月以外も飾れる『年中飾り』ひな祭りの雛人形と一緒に!」
関連記事:「雛人形は親や姉妹のお下がりでも大丈夫? それともNG?」
- 10号特振・赤/胡桃
ケースのバックの色が、羽子板の赤のお衣裳をとても映えるように魅せています。ぱっちりとして品があり、可愛らしいお顔です。両袖の絵柄がとても大きく優しく魅せます。
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お子様が大きくなってからお正月飾りの羽子板を贈りたい場合
結婚などで新たに親族となった場合や、転居などで相手に連絡がつかなかった時期があった場合などで、羽子板飾りを贈るタイミングが初正月でない場合もあります。
そういった場合にも、それぞれのケースやタイミングに適した羽子板飾りがあります。
羽子板を贈る女の子が7歳以上の場合
女の子のお子様がある程度の年齢になっていた場合には、大人っぽいお顔やシックなデザインの羽子板飾りを贈られると良いでしょう。
- 羽子板飾り「10号久寿玉/萌黄」
新緑が萌え出るような草木の色合いで春の訪れを感じさせる優しい彩りです。薄く繊細なシルク布で製作しているため、加工が難しく、高い技術を要します。
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羽子板を贈る女の子が中学生以上の場合
女の子のお子様が中学生以上の場合は、既に自分の子供部屋を与えられているかも知れません。
自分の部屋がある場合には、自室にかざれるコンパクトな羽子板飾りが好まれるでしょう。
関連記事:「羽子板は正月以外も飾れる『年中飾り』ひな祭りの雛人形と一緒に!」
- 羽子板飾り「9号美月/ひのき」
壁掛けにも置き型にもなる羽子板飾りです。アクリルケースなので割れる心配がないのも特徴です。淡い紫の衣裳が優しさと華やかさを演出しています。お顔も愛くるしい柔らかな表情をしています。
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押絵羽子板の産地「人形のまち岩槻」東玉の羽子板飾りはこちらからご覧ください。
羽子板を贈る女の子が海外留学される時にも
女の子のお子様が大学生の場合は、羽子板の本来の意味である「女の子のお守り」という役目は終わりに近づいてきます。
ですが、「羽子板飾り」はインテリアとしても人気が高い日本の伝統工芸品です。
お子様が海外へ留学される際には、大切な子供がお世話になるホームステイ先のホストファミリーへ贈る御礼の品に「羽子板飾り」を持たせて上げましょう。
日本人留学生を受け入れるホストファミリーの方々は、少なからず日本の文化に興味を持たれていますが、実物の羽子板飾りをご覧になったことがある方は多くはありません。
美しい日本の和の美意識の結晶である羽子板飾りを、大変喜んでいただけることでしょう。最近の羽子板は、お人形の姿だけではなく、舞子さんの簪などに使われている、”つまみ細工”を使った羽子板もあります。こちらの羽子板でしたら、サイズもあまり大きくなく、なかには、飾りの”つまみ細工”が簪になっていて、髪に飾ることが出来たりするものもあります。
関連記事:「正月飾りだけじゃない!おしゃれな羽子板はインテリアにも◎」
- 羽子板飾り「8号特振ピンク/マホ」
ピンクと赤色で可愛らしく、優しい雰囲気の羽子板飾りとなっています。ケースの落ち着いた色が優雅さを感じさせます。バックの柄がより羽子板を引き立てています。
商品詳細
押絵羽子板の産地「人形のまち岩槻」東玉の羽子板飾りはこちらからご覧ください。
お正月飾りの「羽子板飾り」は女の子お守りとして、大きく幸せに成長するように贈られるものです。
女の子の上巳の節句の雛まつりの時も
女の子に妹ができた時も
女の子が中学校にあがり自分の子供部屋が与えられた時も
女の子が海外へ留学に行く時にも
ずっと見守ってくれるのです。
そして、いつか結婚して自分に女の子が授かった時にも
自分がそうしてもらったように、女の子の赤ちゃんに羽子板飾りを贈ってあげることでしょう。