羽子板の値段はいくら位?種類の違いや通販と実店舗での違いを解説
女の子の初正月には欠かせない『羽子板』は女の子のお守りとしての役割と、飾って楽しむインテリアとしての役割があります。
美しい素材を使い、熟練の技術によって作られる羽子板は相応のお値段のするものと想像は出来ますが、いったいいくら位のお値段がするものなのでしょうか?
自分が小さい時に贈ってもらった事はあるけれど、自分で買うのは初めてで「どんな羽子板を選んだら良いのかわからない!」という方も多いと思います。
「羽子板にはどんな種類があるの?」
「羽子板のお値段の違いや相場は?」
「実際にお店に行って買う場合と、ネット通販で買う場合の値段の違いはあるの?」
そんな羽子板に関する様々な疑問にお答えいたします。
羽子板の値段は「遊ぶ」「飾る」の用途と種類で変わります
羽子板には大きく「遊ぶ」用途と、「飾る」用途の物があります。
遊ぶ用途の羽子板の値段
お正月の遊び「羽根突き」に使われる遊ぶ用途の羽子板は、安価なものでは1500円程度で販売されています。
遊戯用の用途では、羽子板の表面が凸凹していてはいけませんので、装飾も板面にプリントした「描絵羽子板」が主流です。
関連記事:「羽子板は遊ぶ?飾る?お子様に教えてあげたい正月の羽根つき遊び」
飾る用途の羽子板の値段
飾る用途の羽子板には、その飾り方や製法により種類があります。
飾り方別の羽子板の種類には、羽子板をそのまま飾る「出し飾り羽子板」や、ガラスやアクリルケースで保護した「ケース飾り羽子板」があり、それぞれに壁掛けできるタイプや、卓上に飾るタイプなどがあります。
製法の面では「押絵羽子板(おしえはごいた)」、「木目込羽子板(きめこみはごいた)」、「プレス羽子板」、「描絵羽子板(かきえはごいた)」などがあり、必要とされる技巧や手間に大きな違いがあります。
特に「押絵羽子板」は羽子板の最高峰。
手作業により細かい部分を組み合わせて立体的に仕上げる為、高い技術と時間を必要とします。使われる素材も、小紋であったり、草木染であったり、西陣織の帯を使ったりと、高級な素材を使って仕上げると、それなりのお値段になってしまいます。ケース飾りになると、ケースの素材によっても、お値段が高くなるものがあります。
押絵羽子板では、使われる素材や技巧、装飾の細やかさなどで、およそ3万5000円~9万円程度のお値段の幅があります。
押絵羽子板の産地「人形のまち岩槻」東玉の羽子板飾りはこちらからご覧ください。
お値段別の押絵羽子板の商品をご紹介
押絵羽子板は立体的な仕上がりから、見る角度によっても表情や風合いが変化します。
女の子の成長とともに目線の高さが変わり、押絵羽子板の表情も違って見える為、まるで一緒に寄り添って成長しているかのように感じられることでしょう。
お値段3万円代の押絵羽子板
かわいい女の子に贈りたい、8号と9号サイズの押絵羽子板を3点ご紹介します。
- 羽子板飾り「10号立体振袖金襴赤/胡桃」
ケースのバックの色が、羽子板の赤のお衣裳をとても映えるように魅せています。ぱっちりとして品があり、可愛らしいお顔です。両袖の絵柄がとても大きく優しく魅せます。
商品詳細
- 9号美月/ピンク
壁掛けにも置き型にもなる羽子板飾りです。アクリルケースなので割れる心配がないのも特徴です。白色のお衣裳が高級感と華やかさを演出しています。また、ケースの色もピンクで優しい雰囲気になります。お顔も愛くるしい柔らかな表情をしています。
商品詳細
- 9号美月/ブラウン:壁掛けにも置き型にもなる羽子板飾りです。アクリルケースなので割れる心配がないのも特徴です。薄ピンク一色のお衣裳が優しさと華やかさを演出しています。お顔も愛くるしい柔らかな表情をしています。
商品詳細
程良いサイズ感に華やかさがコンパクトに凝縮された、どなたにもご満足いただける逸品揃いです。
お値段4万円~6万円代の押絵羽子板
一層豪華に、より技巧を凝らしたワンランク上の押絵羽子板を3点ご紹介します。
- 羽子板飾り「9号花振袖No.3/アクリル曲面モカ」
お洒落な曲面アクリルケースの羽子板飾りで上部にアクリル板があり、板が外せるようになっていますので上から板をお飾りいただけます。淡い色合いが特徴の可愛らしい羽子板です。
商品詳細
見栄えのする押絵羽子板は、人の集まるリビングのインテリアとしても美しく、家族の団らんを彩ります。
関連記事:「正月飾りだけじゃない!おしゃれな羽子板はインテリアにも◎」
羽子板は年中飾りですから、桃の節句のひな祭りのお雛様と一緒に飾る事も考えて、お雛様のデザインに合わせてお選びになるのも良いでしょう。
関連記事:「羽子板は正月以外も飾れる『年中飾り』ひな祭りの雛人形と一緒に!」
通販でもお店でも羽子板の値段は同じ!実物を見にお越しください
押絵羽子板の産地「岩槻」に居を構える東玉では、江戸嘉永5年(1852年)より羽子板、雛人形、五月人形を中心に人形やお正月飾りを作り続けてきました。
岩槻総本店をはじめ、全国の取扱店で押絵羽子板をお求めいただけますが、店舗までお越しになれないお客様へも東玉のネット通販で羽子板をお求めいただけます。
東玉のネット通販では、女の子のお子様の初正月のお祝いに最上の羽子板をお求めいただけるように、技巧を凝らした「押絵羽子板」を、羽子板の美しさをそのままに楽しめる「ケース入り飾り」の羽子板のみを取り扱っております。
ネット通販で押絵羽子板をお求め頂いた場合には、東玉オリジナルのお祝い熨斗と包装紙をおかけしてお届けします。また、お届けの配送料は無料でございます。
押絵羽子板をお求め頂く時期
お正月飾りの羽子板を飾り付けるのは12月中旬頃ですので、12月上旬にはお手元へ届くようにしておかれると安心です。
羽子板飾りは11月中旬頃から店頭に並び始め、人気のある羽子板から売れていってしまうので、お早めにお求め頂く事をおすすめいたします。
押絵羽子板の産地「人形のまち岩槻」東玉の羽子板飾りはこちらからご覧ください。
押絵羽子板の表情をご覧ください
東玉のネット通販よりご自宅から便利にお求め頂く事も出来ますが、お時間がございましたら、ぜひ東玉のお店までお越しください。
実際に押絵羽子板の美しい表情をご覧いただければ、納得してお求めいただけること間違いありません。
東玉の押絵羽子板は、埼玉県さいたま市の「岩槻総本店」、神奈川県藤沢市の「藤沢店」の他にも、全国にお取扱店舗がございます。
東玉の押絵羽子板をお求めいただける全国の取扱店舗はこちらからご覧ください。
羽子板には用途と種類によってお値段にも幅がございます。
より高い技法を求められる羽子板や、高級な素材を使用した羽子板は相応のお値段となっておりますが、インテリアとしても十分に満足いただける美しさであるとご満足いただけることでしょう。
東玉では便利なネット通販よりご購入頂くことも出来ますし、実際の羽子板をお店でご覧になってご購入頂くことも出来ますので、お近くにお住まいのお客様には、ぜひ東玉のお店で押絵羽子板をご覧になっていただきたいと思います。