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木目込の鎧兜「端午木目込」

2020年8月29日

スタッフブログ

木目込の鎧兜「端午木目込」

皆さまこんにちは!
本日、木目込人形工房をのぞくとこちらのキラキラとしたパーツが、たくさん並んでいました。こちらの小さな金色のかたまりたちは箔押しといって、鎧兜の小さなパーツに金箔を一枚一枚貼り付けて出来上がったもの。もちろん職人の手作業で作られます。

実はこれ、岩槻の人形作りの伝統的な技法である「木目込み」で作る鎧兜のパーツなのです。

完成するとこうなります。


この木目込みの五月人形は「端午木目込」として数年前に数点発表されましたが、今では東玉を代表するシリーズに成長しました。
特にこの「奏」シリーズは、オンラインショップの五月人形部門で昨年度の人気No.1となっています。

  端午の節句に飾る鎧兜というと、金属製の硬質なイメージがありますが、こちらは見た雰囲気が優しく、特に女性に人気。
しかも、サイズが幅24cmでお飾りいただける非常にコンパクトな五月人形です。

五月人形の威しと呼ばれる部分は通常は糸を通して編んでゆくのですが、端午木目込では、正絹の裂地で一段一段丁寧に木目込みをして表現しています。

つい1週間前に、木目込人形工房から雛人形が生まれる現場をお伝えしたばかりですが、ほぼ同時進行で端午木目込もどんどんと生まれています。夏は、木目込人形工房がいちばん木目込人形工房らしく活気のある季節。人形作りの工程が細かいため、日々、違う内容の作業風景が繰り広げられています。また機会があれば、工房内部のご紹介もできればと思っております。

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