人形供養
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生まれる。

2020年8月21日

スタッフブログ

生まれる。

皆様こんにちは!

一枚目の写真、私は目の錯覚で総柄の金襴に見えてしまいました。よく見ると、人形たちでしたね。

今の季節、木目込人形工房をのぞくと、早くもひな人形の制作が本格的に始まっています。この箱の中で人形たちは最終検品を受けるのを待っているところ。

こちら箱の中で順番を待っているのは、喜久絵の木目込人形。特にお顔の可愛らしさが人気です。ガラスの目が光を反射してキラキラするため、瞳が明るく表情が可愛らしく、今、大人気の木目込人形です。(と、ご紹介しておきながら写真は横顔や後頭部ばかりですみません。)

お店に並ぶときはこうなります。

 

これまでの昔ながらの木目込人形は、「書き目」と言って、面相筆と呼ばれる極細の筆で目を書き入れるのが一般的でした。それに対して喜久絵のようにガラスの目が入るお顔を「入れ目」と呼びます。

ひな人形の顔には、こういった製法上の違いに加えて、作家の創作表現も加わり、さらには職人一人ひとりの筆運びも関係し、無限と言っていいほどたくさんの表情が生まれていきます。

 

今、木目込人形工房では、木目込みの済んだ人形の身体にこれらのお顔を付けて(私たちは「頭を差す」と言います)、髪の毛を結い直し、着せ付け(木目込み)の美しさをチェックするという、人形づくりの最終工程が進んでいます。こうしてひな人形は夏の間にたくさんの職人の手をリレーして、ひとつひとつ大切に作られ、最初の出荷のピークとなる秋に向けて、たくさんのひな人形が生まれていくのです。

 

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