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端午の節句の「五月人形」と「鯉のぼり」は由来が別なんです!

2020年3月9日

こどもの日の行事

端午の節句の「五月人形」と「鯉のぼり」は由来が別なんです!

「端午の節句」には、五月人形や鯉のぼりを飾って「男の子のお祝い」をします。

季節行事である「端午の節句」は、日本にある「五節句」のひとつです。
「季節の変わり目(節句)」には病気になりやすいので、医療の発達していなかった昔は「厄払い」の風習や「神様に供物をお供えして祈願する」行事がよく行われていたのです。

現在でも「端午の節句」の日には、五月人形と一緒に菖蒲(しょうぶ)を飾ったり、たけのこご飯や柏餅など伝統的な節句料理を食べたり、菖蒲湯につかったりという風習が残っていますが、これらひとつひとつにはすべて意味があるのです。

女の子のお祝いをする「上巳の節句(ひな祭り)」には、ご両親が「女の子の健やかな成長や幸せな結婚を願って」雛人形を飾ります。

では、男の子のお祝い「端午の節句」には、どうして鎧兜飾りなどの「五月人形」や「鯉のぼり」を飾るようになったのでしょう?そこにも絶対に「親から子供への願い」がたくさん込められているはずです!

五月人形は「内飾り」で、鯉のぼりは「外飾り」と目的も違います

こいのぼりの画像と兜飾りの画像

端午の節句に飾る五月飾りは、「内飾り」と「外飾り」の2種類に大きく分けられます。ただ、地方によっては内飾りだけ、外飾りだけの風習のところがあるようです。

外飾り

外飾りとは名前の通り、「鯉のぼり」や「武者絵幟(むしゃえのぼり)」など、屋外に立てて飾るものです。
空にあがった「吹き流し」の下に黒・緋・青の鯉が泳いでいるイメージの「鯉のぼり」はみなさんご存知だと思います。
鯉のぼりは、「子供に鯉のように元気よく育ってほしい」という親の願いを込めて揚げるものです。空に大きくたなびく鯉は「立身出世の象徴」でもあります。

「武者絵のぼり」は、もともとは「節句のぼり」という名前だったのですが、「源義経」や「加藤清正」などの武者の絵が描かれることから「武者絵のぼり」という通称になりました。
「のぼり」というのは、細長い旗(はた)のようなものです。

しかし実際は、武将だけでなく「川中島の合戦」などの有名な合戦や、龍虎、や怖い顔をした「鍾馗様(しょうきさま)」などの「武者絵のぼり」があります。

「鍾馗様」は、「魔除け」や「学業成就」の願いを込めて飾るもので、他にも屏風や掛け軸に描かれたりしますが、端午の節句の飾り物としては「武者絵のぼり」と人形の形をした「鍾馗像」があります。

関連記事:「五月人形の種類と選び方を知ってお子さまの初節句にそなえましょう」

内飾り

内飾りとは室内に飾るもので、通常「五月人形」という言葉でくくられるお飾りのことです。
五月人形には「甲冑飾り(鎧飾り・兜飾り)」や「武者人形(子供大将人形・童子人形)」などがあります。

内飾りの五月人形は「子供の健やかな成長を願って」室内に飾ります。
武士の防具であった「鎧(よろい)」や「兜(かぶと)」を飾ることで、大切なお子さまを「災厄から身を守ってくれるお守り」とするのです。

鎧甲冑は武士が戦いのときに身に着けたものですから、もちろん昔の親は男の子に「強くたくましい立派な武将になってほしい」という願いを込めて飾ったのでしょうね。
雄々しくイメージの武将の鎧甲冑は、昔からお祖父さま方やお父さま方からの支持が高いです。少し大きくなった男の子には、やはり着用型の兜飾りに陣羽織がセットになったものが大人気です。

東玉でもお子さまが戦国武将の気分になれる「陣羽織付きの兜飾り」の商品を取り揃えております。

着用できる天下人の兜に陣羽織がセットになりました

商品詳細

25号 徳川

145,000円(税込)

規格:幅55×奥行49×高さ91cm

着用できる天下人の兜に陣羽織がセットになりました

名将上杉謙信の兜と陣羽織のセット実際に着ることが出来ます

商品詳細

25号 上杉

143,000円(税込)

規格:幅55×奥行49×高さ91cm

名将上杉謙信の兜と陣羽織のセット実際に着ることが出来ます

関連記事:「こどもの日の五月人形飾りの一番人気はやっぱり「兜」!人気の兜飾りランキング」

「武者人形(むしゃにんぎょう)」は「子供大将飾り」や「童子人形」とも呼ばれるもので、出世太刀、若殿、弁慶などの武将のデザインのものや、金太郎や桃太郎、獅子舞や蹴鞠人形など、バリエーションの幅がとても広いです。

あどけない顔の男の子が凛々しく英雄の格好などをした可愛らしい人形なので、お母さま方が選ばれることが多いです。

人形は昔から災厄を人の身代わり(形代)になってくれると言われています。五月人形にはお子さまの健やかな成長と、強く逞しく育って欲しい親の願いが込められています。

東玉でもお子さまの健やかな成長を見守る「端午木目込みシリーズの子供大将飾り」の商品を種類豊富にご用意しております。是非こちらよりご一覧ください。

かわいいエクボのお顔と躍動感溢れる造形が人気の端午木目込人形。横に置いてある兜を被せた状態でもお飾りいただけます。

商品詳細

皐月童 凜

128,000円(税込)

規格:幅42×奥行27×高さ31cm

かわいいエクボのお顔と躍動感溢れる造形が人気の端午木目込人形。横に置いてある兜を被せた状態でもお飾りいただけます。

岩槻の伝統技法「木目込」で作られた端午木目込人形シリーズ。東玉オリジナルの五月人形です。 こちらの「御所童子 司」は、「人形彫刻 磊」原作。やわらかい雰囲気を持ちながらも力強さの溢れる表情のお顔。瞳や髪の毛は細部に至るまですべて手描きです。何回も重ねられる職人の精緻な筆運びで、奥行きのある表情が生まれます。 高級感のある台に乗り、背後には松と鷹が手描きで描かれた屏風が立てられています。

商品詳細

御所童子 司

275,000円(税込)

規格:幅82×奥行42×高さ45cm

岩槻の伝統技法「木目込」で作られた端午木目込人形シリーズ。東玉オリジナルの五月人形です。 こちらの「御所童子 司」は、「人形彫刻 磊」原作。やわらかい雰囲気を持ちながらも力強さの溢れる表情のお顔。瞳や髪の毛は細部に至るまですべて手描きです。何回も重ねられる職人の精緻な筆運びで、奥行きのある表情が生まれます。 高級感のある台に乗り、背後には松と鷹が手描きで描かれた屏風が立てられています。

関連記事:「五月の節句「端午の節句」は男の子を鎧兜や菖蒲湯で守る意味があります」

関連記事:「男の子の節句「端午の節句」の飾りの一番人気は「兜飾り」

今の形の五月人形の由来は日本の江戸時代ですが、鯉のぼりの由来は中国の滝!?

小さい兜飾り画像

五月人形の由来

もともと「端午の節句」というのは、古代中国の「陰陽五行説」に基づいた「邪気払い」に由来します。日本では奈良時代から宮中で「端午の節会(せちえ)」するようになり、その時期には「厄除け」のために「菖蒲(しょうぶ)」を飾ったり、薬草をつんでつくった「薬玉」を贈り合ったりしていたと言われます。

日本の「端午の節句」で「五月人形」を飾ることが一般的になるのは、江戸時代です。
もともと端午の節句には「菖蒲(しょうぶ)」を飾っていたのですが、武士の間では「菖蒲の葉を刀に見立てて飾った」り、「菖蒲」という言葉を「勝負」や「尚武(しょうぶ:武を重んじる)」とひっかけ、端午の節句を「菖蒲(尚武)の節句」と呼び始め、武士にとって大切な節句と考えるようになりました。

当時の武家社会では、戦に使う「鎧」や「兜」などの武具は非常に大切なものでした。ですから、梅雨を迎える前に武具を出して屋外で虫干しをする習慣がありました。時期的に同じだったこともあり、そこから「端午の節句に鎧兜を飾って跡取りの男の子のお祝いをする」という風習が生まれたと言われます。始めは外に飾っていた武具はその後小型化し、現在のように室内に鎧兜を飾るようになったのです。

武具は戦いの道具ですが、「鎧」や「兜」は身を護る大切な防具でもあります。「大事なわが子を守ってくれるように」との願いを込めて現在でも五月人形を飾るのは、このように武家社会文化の名残なのです。

東玉でも大切なお子さまのお守りとなる五月人形の商品を種類豊富にご用意しております。是非こちらよりご覧ください。

朱の映える草木染の鎧飾り

商品詳細

新朱風

110,000円(税込)

規格:幅39×奥行23×高さ36cm

朱の映える草木染の鎧飾り

豪華でコンパクトな大鎧飾り

商品詳細

5号 特選大鎧

90,000円(税込)

規格:幅51×奥行37×高さ61cm

豪華でコンパクトな大鎧飾り

関連記事:「5月5日は縁起の良い日!男の子の節句「端午の節句」と「こどもの日」の関係」

鯉のぼりの由来

いっぽうの端午の節句に揚げる「鯉のぼり」は、実は江戸時代の庶民がもっていた「武家社会での風習のあこがれ」から生まれたものなのです。

江戸時代には、将軍に大切な世継ぎの男の子が生まれると「幟旗(のぼりばた)」を立ててその誕生を知らせ、槍や兜などを飾って盛大にお祝いしていました。「幟旗」の由来は戦の「軍旗(ぐんき)」です。
それを受けて、武家屋敷でも勇ましい幟旗を立てて「近隣や天の神様に世継ぎの誕生を知らせる」ようになりました。そして端午の節句には、家の外につくった柵に「幟旗」や「槍・兜」などを飾ってお祝いするようになったのです。

本来は武具のひとつだった「幟旗」は、江戸時代に「武者絵のぼり」として発展しました。絵師によって「男児成長祈願の美しい絵」が描かれ、「節句のぼり(武者絵のぼり)」として広まりました。
ですが、江戸の庶民は武士のような「武具や幟旗」は持っていませんでした。ですから、紙で「鎧兜」や「鯉の形の幟旗」を作って端午の節句に飾るようになりました。

このとき庶民が「のぼりのデザイン」に鯉を選んだのは「登竜門伝説」に由来します。「登竜門伝説」の「鯉が激しい竜門の滝を登り切ると竜になる」という話から「鯉は立身出世の象徴」となったのです。さらには「鯉」という魚はとても元気で、どんな水(場所)でも生きられるといいます。
そういったことから「子供が元気よく育ち、立身出世しますように」という願いを込めて「鯉のぼり」を飾るようになったのです。

鯉の伝説はとても有名で、今でも成功する事が難しい関門を突破することを表すときの慣用句やことわざで「登竜門」や「鯉の滝登り」などの言葉が使われています。

なお、鯉のぼりの上にある「吹き流し」は、鯉のぼりを目立たせて「より神様の目にとまるようにして子供を守ってもらう」ためのものです。さらに「吹き流しの五色」には「陰陽五行説」で「物事をうまく運ぶ」という意味も込められています。

関連記事:「鯉のぼりの由来や意味は? 端午の節句とともに武家と庶民文化に生まれた日本独自の文化」

近年の住宅事情では鯉のぼりをあげるのは難しいですが、五月人形はコンパクトに飾りやすく進化

五月人形画像

以前は「端午の節句の象徴」であった「鯉のぼり」ですが、昨今では大きな鯉のぼりを揚げられる庭付きの住宅に住む人は減ってしまいました。

五月人形と鯉のぼりの現状

現代は小母化・少子化が進んでいることもあり、昔のように5匹以上の鯉のぼりを飾ることは少なく、「黒い真鯉・赤い緋鯉・青や緑の子鯉」程度ということがほとんどです。
五月人形の方もアパートやマンション暮らしの方が増え、「大きくて立派な鎧飾りや豪華な段飾りは置けない」という方が増えています。
さらに現代では、洋風の間取りやインテリアに合わせられるタイプの五月人形が求められているのです。

コンパクトな「五月人形」や「鯉のぼり」

そういった住宅環境や生活スタイルの変化から、今は五月人形や鯉のぼりのサイズやタイプも進化しています。
最近の鯉のぼりはコンパクト化し、マンションなどのベランダに設置できるタイプのものや室内に飾れる商品も多く販売されています。
あまりスペースがなくても鯉のぼりが飾れるよう、最近の五月人形は鎧飾りや兜飾りにミニ鯉のぼりをセットにして販売されていることが多いです。

東玉でもミニ鯉のぼりがセットの五月人形をご用意してございます。

正絹緋威・立体北斗型鍬形で凛々しい鎧です。台は衝立式蝶番型なので棚板を乗せるだけで簡単に飾れます。

商品詳細

7号 剛悠Ⅱ

205,000円(税込)

規格:幅75×奥行53×高さ90cm

正絹緋威・立体北斗型鍬形で凛々しい鎧です。台は衝立式蝶番型なので棚板を乗せるだけで簡単に飾れます。

峻成の一番小さい兜ですが、素材と技は変わらぬ一流品です。鯉のぼりが可愛らしい女性にも人気のお飾りです。

商品詳細

5分の1 赤糸長鍬

90,000円(税込)

規格:幅27×奥行27×高さ36cm

峻成の一番小さい兜ですが、素材と技は変わらぬ一流品です。鯉のぼりが可愛らしい女性にも人気のお飾りです。

かわいいエクボのお顔と躍動感溢れる造形が人気の端午木目込人形。横に置いてある兜を被せた状態でもお飾りいただけます。

商品詳細

皐月童 凜

128,000円(税込)

規格:幅42×奥行27×高さ31cm

かわいいエクボのお顔と躍動感溢れる造形が人気の端午木目込人形。横に置いてある兜を被せた状態でもお飾りいただけます。

五月人形の方も、商品自体の大きさや飾り方タイプが、どんどんコンパクトになってきています。
現在もっとも人気があるのが「収納飾り」タイプの「鎧飾り」や「兜飾り」です。
「収納飾り」では、鎧や兜の本体とセットの弓太刀などのお道具がすべて収納箱に収まるので取り扱いも楽で、収納棚にもコンパクトに収まります。

最近需要が増えた「収納飾り」は、比較的リーズナブルでシンプルな商品から本格的な作家が作った豪華な鎧兜飾りまでとバリエーションが豊富です。

東玉でも弓太刀などがセットになった「収納飾り」の鎧兜の商品を豊富に販売しております。東玉の「収納飾りタイプの五月人形」はこちらからご覧ください

鍬形が特徴的な人気の着用兜飾り

商品詳細

28号 陽黒彫金

140,000円(税込)

規格:幅60×奥行45×高さ83cm

鍬形が特徴的な人気の着用兜飾り

段飾りで収納飾りといういいとこ取りの兜飾り

商品詳細

8号 匠極

129,000円(税込)

規格:幅48×奥行40×高さ52cm

段飾りで収納飾りといういいとこ取りの兜飾り

「ケース入り」タイプは、中の五月人形が固定されている商品がほとんどなので、実際に収納する時に収納飾りほどコンパクトにはならないのですが、「移動やお手入れが楽な上に小さい子供がいても安心」という理由で購入される方が多いです。

東玉でも弓太刀などがセットになった「ケース飾り」の鎧兜の商品を豊富に販売しております。東玉の「ケース飾りタイプの五月人形」はこちらからご覧ください

名将上杉謙信の昇り龍をあしらった縁起の良いケース入り兜飾り

商品詳細

上杉昇龍

94,000円(税込)

規格:幅45×奥行34×高さ50cm

名将上杉謙信の昇り龍をあしらった縁起の良いケース入り兜飾り

脇差に弓矢もついたケース入りの兜飾り

商品詳細

瑞峰

71,000円(税込)

規格:幅41×奥行30×高さ50cm

脇差に弓矢もついたケース入りの兜飾り

内飾りである五月人形は設置タイプだけでなく、デザインやサイズなど種類豊富な商品の中から、お好みや飾る場所のスペースなどによってお選びいただけます。

東玉でも大切なお子さまの成長を見守ってくれる五月人形の商品を種類豊富にご用意しております。是非こちらよりご一覧ください。

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晩婚化・少子化・核家族化・そして居住環境の変化に合わせて、現在では鯉のぼりや五月人形のサイズや飾り方タイプも豊富に販売されております。

しかし五月人形のサイズや飾り場所が変わっても、そこに込められた「元気に健やかに成長してほしい」という親から子への願いは今も昔も変わらないのです。
そうした願いはきっと子から孫、孫からひ孫への受け継がれていくことでしょう。

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