雛人形はおしゃれでかわいいコンパクトタイプが人気!インテリアとしてもおすすめ7選
たくさんの雛人形を見比べられるツールがある今だからこそ、かわいいお雛様を選びませんか?大掛かりなスペース確保の必要がないコンパクトサイズは今年も人気です。東玉には人形の衣裳使いや道具セットのコーディネートを含めてインテリアとしても適した、住空間に合うおしゃれな雛飾りが多くあります。おしゃれに飾ることができたら雛祭りも一年で待ち遠しい季節になることでしょう。
お雛様は赤ちゃんのためのものだけど、スペースもあまり無いし単純にかわいいだけのものを選べばいいのかな?と初節句に飾るお雛様をお探しの皆様へおすすめする、東玉オリジナルのおしゃれな雛人形のポイントを解説いたします。
季節ものを飾るために、日常生活にちょっとだけ何かをプラスして室内空間を彩る。
これが伝統文化を楽しく、おしゃれに飾ることのできるコツです。
インテリアとして飾れるおしゃれな雛人形「白夢桜」「白夢桜mini」
優雅シリーズは10年以上前から、色彩豊かな雛人形と美しい敷き布を基調とし、インテリア性の高いスタイリッシュな雛人形の数々を商品化してきました。主に三段飾りを多く展開してきましたがお客様の声を取り入れ、従来の75cm幅から60cmへと、飾りやすいサイズへとバリエーションを増やしてきました。現代の住空間にきれいに飾れる「白夢桜」が昨年に引き続き高い人気を誇ります。《白》を基調にトータルコーディネートされたセッティングは、これまでも一目惚れから購入される方が非常に多くいらっしゃいました。
すこし前までは「白は汚れる」との印象から、敬遠されがちなカラーでした。しかし今このコーディネートは主流となっています。
なぜでしょうか。
いまは「白」をきれいに使いこなす特に若い人の感覚にマッチしているからです。
私たち人間のファッションと同じように感じませんか?
伝統的な雛人形とどこに違いがあるのかを比較しながらご覧ください。まず全体に「白夢桜」はシンプルにまとまっていることがお分りいただけますでしょうか。
桜橘や菱餅、左右に飾ってあるはずの雪洞がありません。飾り台の上にあるのは雛人形と、光の灯る筒型に加工された唐草模様の和紙スタンドです。
また魔除けの意味のある赤色の毛せんと呼ばれる敷き布を飾り台の下にセッティングし飾ることの多い雛飾りですが、「白夢桜」では5~6cmほどの高さのある黒い台を包み込むように、金のフリンジ加工を施した白い織物の布を掛け、人形を飾ってゆきます。そして桜刺繍の施されたアイボリーホワイトの屏風を飾ります。
人形が一人ひとり載る台にもお雛さまを引き立たせるセレクトがされています。「和」のイメージから畳仕様の親王台がよく使われてきたものですが、「白夢桜」では正面をデザインカットした円形の台を使って飾っています。デザインカットした部分にのみ金銀の華やかさをプラスし綺麗さが演出されているのも好印象ではないでしょうか。このように親王台や敷き布に「洋」を取り入れ、ひな人形を身近に感じられる工夫がされています。
いまお雛様を飾る8割ほどの方はリビングに飾ることが多いようです。お節句らしく華やかさも大切に、ほんのりお化粧され気品も兼ね備えたお顔は、気分も晴れやかにさせてくれます。カラフルになりすぎないよう人形の衣裳と敷き布・屏風の統一感を追い求めた「白夢桜」「白夢桜mini」は、特にリビングなどの白系の壁面によく合います。雛人形の良さ・世界観はそのままに、インテリア空間と融合させた「白夢桜」はお部屋によく馴染むお雛さまです。東玉でナンバーワンのおすすめ商品です。
このまま基本セットでお飾りいただいてもおしゃれですが、あとから桜橘や雛人形の前に飾る道具などを買い足すことも可能です。敷き布を自分好みのもので飾り替えたり、二重に敷いてみたり、アレンジは無限大です。
またご自身の好きな花を一輪、お雛様の脇に添えていただくととても素敵ですのでぜひ、お試しください。
「白夢桜」以外にもおしゃれな「優雅」シリーズはたくさんございます。「優雅」シリーズ一覧はこちらよりご覧ください。
自然の彩り・木のぬくもりを感じる特別な親王飾り「はな」「はなもも」
素材や質感から感じるおしゃれな雛人形として人気の代表格・草木染シリーズから「はな」をご紹介します。優しい自然の色合いが、特に女性に人気のシリーズです。
草木染の染料としてよく知られたものに、紅花や藍、茜、ウコン、蘇芳などの植物染料があります。合成染料によるものと区別するために命名された「草木染」。天然の植物染料で染めること、また、それで染めたもののことをいいます。植物からとれる色素、染料が主ではありますが、エンジムシという昆虫からとれるコチニールのように、天然の染料で染めたものも含まれるそうです。
ご自宅で、またお出かけ先で、染物の体験をされたことのある方もいらっしゃるかもしれません。染め方にもいろいろな技術が駆使されています。単色を浸し染め出す技法や、絞り染めなど数々あります。「はな」に使用されている裂(きれ)のように、ぼかし染めの技法を用いて染められたものは高度な技術を必要とされます。
化学染料を用いれば濃く鮮やかな色は比較的出やすいとされ、作り手が染めるごとに一定の色に染められる安定感が良い所です。しかし植物染料は自然のもののため採取する時期、煮出し方、染め重ねる回数、染める素材などで、同じ染料を使っても並べて見比べてみると都度、微妙に変化をみせてくれる繊細な魅力があります。四季折々の植物を育て、収穫をし、染める色によって植物の鮮度を見極め、煮煎じるなどとても手間がかかります。ひと口に草木染と言っても実に奥の深いものであることに驚きを覚えます。まるで旬の食材を相手にする料理人のようですね。
温かみのある白木調の台屏風に飾られたお雛さまには画面・紙面を通しても優しさが伝わってくるのではないでしょうか。「はな」のお殿様には茜を、お姫様にはコチニールを使用した衣裳が着せ付けられています。白い絹織物の、光沢ある風合いと自然の植物素材を使用し、繊細な作業を繰り返してひとつひとつ丁寧に手染めされ、着せ付けられたお雛さまの衣裳は、年月を重ねるごとに味わい深くなってきます。
お殿様の衣裳・茜は藍と並んで最古の植物染料のひとつです。茜の根が染料になりますが、強壮や浄血作用があるともされ、煎じた汁を飲むと体が温まるとも言われたそうです。草木染めに使われる植物には薬効があると言われているものがあります。他にもウコンには防虫効果が、藍には抗菌や防虫に効くとのお話、皆さんもお耳にされたことはありませんか?
色による身分の象徴といえば、先に行われた即位の礼で拝観することができた黄櫨染です。天皇にしかこの礼服の着用を認められない、最高位の色です。日本では色により地位・身分を表したり、方位や季節の象徴とされてきました。
【冠位十二階】という言葉を聞いたことはあるでしょうか?六〇三年、聖徳太子によって制定された官職・位階の色のことです。臣下の最上位から紫・青・赤・黄・白・黒となります。自己の位階より上の色目はすべて着用が許されませんでした。「万葉集」など古典文学には色や染色について詠っているものが多く見られます。紫はムラサキ科の多年草、紫根(しこん)に含まれる色素によって染められます。ただその染色にはたいへん手間がかかったためか、古代から高貴な身分の象徴となり、日本古来の伝統色の中でも特に由緒来歴のある色となりました。世界へ目を向けてもやはり採集が難しい紫は金より貴重とされ、位の高さを示すものだったようです。現代でも高貴で艶かしく優雅な色というイメージは変わらないのではないでしょうか。
桃山時代に輸入された舶来品のひとつ、羅紗(らしゃ)という毛織物にコチニールで染められたものがあり、織田信長や豊臣秀吉といった名将が陣羽織に仕立てて愛用したものがあります。色により人々を魅了してきた染色文化。無意識のうちに私たちの視線を誘われます。
草木染は自然を相手にしているからこそ難しく、また身近な植物から得た優しくも美しい色は屋外で感じる自然とはまた違う、室内でも自然を感じられるおしゃれ上級な雛人形と言えます。
人形を際立たせるセッティングは赤ちゃんを祝うとともに「はな」を愛でる時間に、せわしない日常から癒される極上のプレゼントともいえるのではないでしょうか。
- 草木染 親王飾り「はなもも」:草木染の自然な風合いの衣裳を纏ったお雛様とコンパクトな木目調の飾り台は今どきのリビングにもよく合います。正絹の衣裳には小花の地模様入り。品と可愛らしさがあります。
商品詳細
「はな」以外にもやさしい風合いの「草木染」シリーズはたくさんございます。「草木染」シリーズ一覧はこちらよりご覧ください。
かわいいコンパクトな木目込のおひなさま「遊姫」「遊燕」
52cmほどの場所を空ければ玄関やリビングの限られた場所にも飾れるお雛さま・遊姫(ゆうき)。しだれ桜などのアートフラワーやドライフラワーを装飾すると、おしゃれ感が増します。殺風景になりがちな壁面に彩りを加えてみませんか?壁掛けタイプのデザイン花器などを活用しても良いでしょう。リースにしてもスワッグのように吊るしてもおしゃれです。雪洞や桜橘の代わりにフラワーボールを飾るのもかわいいですね。
ほんのり頬を染めた二人の表情は、咲き誇る桜を観ながら未来に思いを馳せているような景色が垣間見えます。
幸福感あるかわいらしいピンクの衣裳を着たお姫さまに、お殿様の衣裳はまるで太陽のように見守ってくれそうなオレンジ色です。太陽の輝きはエネルギーの象徴のように感じます。人も動植物も、みな日々、生きていくに欠かせない、大切な存在です。まだ幼さの残るこの子たちに、輝かしい未来を―。そんな思いが込められた色使いです。
お雛様らしい造形ながら、紗で作られた冠をかぶるお殿さまの髷(まげ)は透けて見えるほどです。お姫さまの御髪に飾られた花飾りは、なんとなく敷居の高い雛人形を身近に感じさせてくれる可愛らしさがあります。おひなさまでこんなにも額を広く、きれいに見せているものはなかなかありません。この額が愛らしさを醸し、観る側を惹きつけます。
背景の屏風には絞り和紙にデザインされた桜がやわらかな優しさを演出し、また立体的につくられた桜の花も散りばめられています。中央に飾る筒型のぼんぼりにはハートのデザインが施されており、目を凝らしてみてみると洋花の集合体です。桃の節句をよろこび楽しむみんなの気持ちを表しているかのような温かな灯りがともることでしょう。
商品詳細
- 木目込人形 ゆかり 収納飾り「遊燕 収納飾り」:育メンお殿さまの腕の中には、かわいらしい赤ちゃんとそれを見守りあやす優しいお姫さま。淡いピンクの屏風にはっきりした色合いの衣裳が良く合います。収納タイプなのですっきりとしまえます。
「遊姫」「遊燕」以外にもかわいいコンパクトな「かわいい木目込人形」シリーズはたくさんございます。「かわいい木目込人形」シリーズ一覧はこちらよりご覧ください。
初節句のひな祭りにピッタリ!「麗香 刺繍」
家具調の和モダンな道具セットに丸々としたお顔が、見れば見るほどに愛着が増してゆく、とてもかわいく、時間を忘れそうなくらい癒される木目込雛人形です。
― いまおひなさまと目が合ったような気がする
思わず手を添えたくなるほどふくよかな頬に無垢な赤ちゃんの笑顔が重なります。やさしげな表情はひとつひとつ手描きされて完成してゆきます。
そうです。表情の中でも大事な目にはごく細い筆を使い、薄い墨で幾度となく同じ個所を重ねて描き込んで仕上げられるのです。
木目込人形のように手描きされたお顔には見る人の気持ちを反映する、と言われます。私が悲しい、と思えばさみしい表情に見え、私が楽しい、と思えば笑っているように見える―。優しい瞳が見る側の気持ちをくみ取ってくれる、常に寄り添ってくれる鏡のような存在になります。
お姫様のちらりとのぞく福々しい耳も魅力がつまっています。伝統的なお雛様らしい姿ではありますが人形全体を眺めるとお顔を大きめに、等身バランスを取っているのがお分りいただけるのではないでしょうか。これこそ生まれたての赤ちゃんのように感じるポイントなのかもしれませんね。
白と桃色をベースに華やかな刺繍を加えた衣裳は初節句にぴったりです。
婚礼衣装の白には「あなたの色に染まります」の意が込められていると聞きます。日本で白は神事に関わる聖なる色でもあります。また地の七宝柄をつないだ文様には子孫繁栄やご縁、周りとの調和の意味も兼ね備えている吉祥文様が織られています。
トラディショナルな雛人形も洋空間に飾るにふさわしい一品です。飾るほどに愛着が増す「麗香雛」は、一年だけではなく永年にわたりお飾りする初節句のおひなさまに特におすすめです。
商品詳細
「麗香 刺繍」以外にも伝統的な木目込人形「ゆかり 遊香」シリーズはたくさんございます。伝統的な木目込人形一覧はこちらよりご覧ください。
商品詳細
マンションに最適なモダンな収納飾り「あわゆき」
戸建て住宅でなければ独立した和室のある家は減ってきていることでしょう。和のテイストは年齢に関係なく好まれる傾向です。極力無駄を省いたシンプルに設けられる空間には洗練された「あわゆき」をお飾りになってみてはいかがでしょうか。
和室がなくても、洋空間に〈和〉をうまく取り入れ、融合してみましょう。いきなり洋室に黒や金屏風飾りを持ってくると異空間になりかねません。そこで家具や装飾で和と洋のバランスを整え、華美になりすぎない洗練されたイメージをもって飾ってみて下さい。雛人形は一年のうちの約一ヶ月間を一緒に過ごすものなので、日常の空間を最大限に生かし、うまく和洋折衷してみましょう。
淡い白木調の収納箱に、淡い色合いの絹織物衣裳は綺麗さが引き立ちます。お殿様の冠を結ぶ紐も、紫の濃さを控えめに染め上げたものを選ぶなど、ちいさな心くばりがされた「あわゆき」。
大人っぽい雰囲気の「あわゆき」はこのまま家具の上に飾ったり、赤い毛せんを敷いて飾るより、透明感ある空間に飾ったら、凛とたたずむお雛さまを品よくおしゃれに飾れると思いませんか?デザイン豊富な生活雑貨店などで手軽に購入できる材料を使い、またガラス板やアクリル板などを使ってみてナチュラルテイストを目指してみてはいかがでしょうか。透明なインテリアは他のインテリアをじゃませず、どのようなテイストの空間でもおすすめの素材です。各種素材と相性が良いですのでウッド調やモダン調などでも、春風がそよぎ、春の木洩れ日がよく似合う飾り方となるのではないでしょうか。
商品詳細
玄関にも飾れるケースに入った小さいタイプで人気「優愛」
玄関を開けたとたんに春を呼び込んだようなパールピンクで彩られた「優愛」は人気のカラーです。ケースにデザインされた桜が玄関を華やかにします。ケースの下に敷くものとして、ランチョンマットを使用すると玄関でもおしゃれにお飾りいただけます。布素材にこだわらないものを選ぶと意外と、お雛様との雰囲気もマッチします。素材によっては滑り止めの効果も得られるかと思いますので、普段のお買い物ついでに、見てみてはいかがでしょうか。
軽やかなレース地やアンティーク調の布などお気に入りの布をつかい、空間にアクセントを入れてもおしゃれさが出てきます。
前面を斜めにカットし、上方からみてもケースの縁に遮られることなくケース内全体がきれいに見えるお飾りです。底辺に向かって奥行をとって作られているので、円形でも安定感に優れています。コンセントをつなげば筒型の雪洞にも光が灯ります。
この立体的な円型の雛飾りには「結ばれた〈縁〉を大切に、これからも幸せが続きますように」との願いも込められています。玄関という、日々通る視線の先に飾るにふさわしい、家族円満をも見守ってくれるお雛様です。
- ケース入り 親王飾り「桜子」
六角アクリルケースの雛ケース飾りです。バックにある衝立の桜部分が雛人形を優しく照らします。白とピンクのコントラストがお洒落感を演出しています。
商品詳細
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関連記事:「北欧風インテリアにも似合う、コンパクトでモダンな雛人形が人気。おしゃれなシリーズをご紹介。」
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