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かわいらしくてコンパクト!つるし雛の魅力をご紹介

2023年10月21日

雛飾り

かわいらしくてコンパクト!つるし雛の魅力をご紹介

3月3日のひな祭りには、お雛様を飾ってお祝いします。お雛様は子供の身の穢れや災いを身代わりしてくれると信じられています。また毎年、健やかな成長を願って飾ります。そんなお雛様の脇飾りとして人気なのがつるし雛です。つるし雛をお雛様にプラスして飾ることによって、より一層豪華でにぎやかなお飾りになること、間違いありません。

一部の地域では江戸時代から飾られていたつるし雛も、今や全国に伝わり、日本各地で飾られるようになりました。そんな小さくて可愛い手作りのお人形や、お飾りを紐でつないで作った、つるし雛の発祥から、由来、意味などについてご紹介していきます。東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら
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つるし雛とはどのようなお雛様なのでしょうか?

つるし雛は女の子の健やかな成長と、成長後もいろいろな事に困らないようにとの願いを込めて飾ります。また、三月三日のお雛さまの脇にお人形を吊るす風習として江戸時代から伝わる習わしで、おばあちゃんやお母さんが子供の幸せ、成長を祈り縫い上げられた日本古来の伝統文化になります。いわれのある吊るし雛は、はぎれやちりめん素材で作られ日本の四季の風土にあう柄選び、縫いあげという工程を経て作られます。
つるし雛には多いものでは50種類ものていねいな細工の飾りが付いているものがあります。ひとつひとつの飾りには様々な意味があります。代表的なものをご紹介します。

・這い子(赤ちゃんが這い這いしているお人形)「赤ちゃんが元気に育つように」
・糸巻「裁縫が上手になるように」
・うさぎ「うさぎの赤い目に厄除け効果があるところから、病気をしないように」
・とうがらし「可愛い娘さんに悪い虫が付かないように」
・狛犬「安産で子宝に恵まれるように」
・ほうずき「婦人病にならないように」
・梅の花「耐え忍ぶ力が付くように」
・海老「長生きするように」
・おしどり「夫婦円満になるように」
・着物「衣類に不自由しないように」
・巾着「お金に不自由しないように」
・さるぼぼ「災いが去る(サル)ように」
・羽子板「災いがはねのけられるように」

など、女の子のしあわせを願ったものばかりが飾られます。

「つるし雛」の発祥は江戸時代!歴史のあるお雛様です

縮緬や正絹などの布を使って作られたつるし雛を飾る習慣は、江戸時代に始まったと言われています。当時から雛人形は高級品でした。庶民の間ではすべての家でお雛様を飾れたわけではなかったようです。そこで生まれてきた女の子の幸せを願って、つるし雛が作られたようです。

山形県酒田市の「傘福」、静岡県伊豆稲取の「雛のつるし飾り」、福岡県柳川市の「さげもん」が日本三大つるし飾りと呼ばれています。女の子が生まれると親戚の方々がひとつずつ手作りし、持ち寄ったものを紐で繋げてお雛様の代わりとして飾ったり、またある地域では男女にかかわらず、子供が生まれるとお祝いに作って贈るという風習があったり、お雛様の横につるしたりなどと、地域によって様々でした。

コンパクトで可愛らしさが魅力のつるし雛のご紹介

以前はつるし雛と言うと天井からつるす大きなものがほとんどでした。大きな7段飾りのお雛様の両脇に、7段飾りと同じくらいの長さのつるし雛を飾りました。しかし最近では住宅事情の関係などから、形も大きさも大・中・小いろいろなサイズがあります。コンパクトに飾れる台座付きタイプ、タペストリータイプ、ほこりが付かないケース入りのものもあります。

また、1mを超えるような大きなつるし雛の台座でも、組み立て式になっているので、しまう時にもコンパクトにしまえます。お雛様の大きさや、お部屋の雰囲気にあわせてお選び下さい。

まとめ

生まれてきた女の子が、幸せになるようにと願う気持ちから、作られるようになったつるし雛。一部の地域から始まり、今では全国へと伝わり、飾られるようになりました。一つ一つ丁寧に手作りされ、縁起の良いもの尽くしのつるし雛。つるし雛はひな祭りを華やかに彩り、お雛さまを引き立ててくれるイベントアイテムでもあります。可愛いものや綺麗なものが好きな女の子のお祭りには、ぴったりのアイテムです。ひな祭りを笑顔で楽しく過ごせるようお部屋をデコレーションするのもよいでしょう。お雛様のお飾りは勿論のこと、お誕生日や長寿のお祝いなどにも最適です。

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