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誰もが知っているひな祭りの歌「うれしいひなまつり」

2023年11月5日

ひな祭り

誰もが知っているひな祭りの歌「うれしいひなまつり」

「あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの ふえたいこ 今日はたのしい ひなまつり

おだいりさまと おひなさま 二人ならんで すまし顔
およめにいらした 姉さまに よく似た官女の 白い顔

金のびょうぶに うつるひを かすかにゆする 春の風
すこししろざけ めされたか 赤いお顔の 右大臣

着物をきかえて おびしめて 今日はわたしも はれすがた
春のやよいの このよき日 なによりうれしい ひなまつり」

作詞:サトウハチロー  作曲:河村光陽(河村直則)

寒い冬を越し、童謡「うれしいひなまつり」を聞いて春の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。
ひな祭りの時期になるとこの歌をいろいろなところで耳にしますね。
ここでは童謡「うれしいひなまつり」についてご紹介していきたいと思います。

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「うれしいひなまつり」はひな祭りの歌の代表格

毎年3月3日に女の子の成長と明るい未来を祈ってお祝いされるひな祭り。
その起源は今から約1000年前の平安時代までさかのぼります。
そんな長い歴史のあるひな祭りの代表格と言える「うれしいひなまつり」は、たくさんの人々に愛され歌われてきた日本の童謡です。短調な曲調で日本情緒を感じさせられます。

また、2006年に文化庁とPTA全国協議会が選んだ、親子で長く歌い継いで欲しい童謡、歌謡曲、唱歌を集めた『日本の歌百選』に選ばれました。

ひな祭りの歌は1936年の2月にうまれました

「うれしいひなまつり」の作詞は詩人・童謡作家・作家のサトウハチロー、作曲は「かもめの水平さん」の作曲で有名な河村光陽(河村直則)です。1936年(昭和11年)の2月にレコードが発売されました。

最上段の2人のことをお内裏様、ひな人形全体のことをおひな様、赤いお顔なのは左大臣の方など歌の中にいくつか間違いがある為、サトウハチロー氏は晩年までこの曲を嫌っていたというエピソードも残っています。

河村光陽氏は、音楽教師でしたがキングレコードの専属作曲家となり、日本の伝統的な音楽要素を取り入れた童謡を数多く生み出しました。

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女の子の節句を祝う「うれしいひなまつり」の歌詞に込められた意味とは?

この歌を作詞したサトウハチロー氏は、自身の子どもにひな人形を買い、子どもたちが喜んでいる様子を歌にしたと言われています。わが子を思う気持ちは、今も昔も変わらないことが分かります。この歌は、お父さんが子供の姿を見て、書いた歌詞と言う事なのでしょう。子供の側には、お母さんが居たと思います。全体を見ると、家族が揃って、お雛様を囲んで、楽しく過ごしている情景が浮かびます。親子の絆も、大切に繋げていってほしいと言う、願いも込められているかもしれません。

桃の花が咲く春の麗らかな日に可愛らしい着物を着た子どもがはしゃぐ、そのような情景を想像できる歌詞ですね。「うれしいひなまつり」は、時代が変化し続けるなかでも広い世代に慣れ親しまれてきました。女の子の健やかな成長を祈った伝統的な節句を、歌という1つの形で後世に受け継いでいくことのできる童謡だといえるでしょう。”うれしいひなまつり”に限らず、お節句には、それぞれ”童謡”があると思います。昔は、娯楽と言えるものがあまりなかったと思います。そん中、”お節句”の日に、家族みんなで、歌を歌って楽しむことは、娯楽の一つといえるのでは、ないでしょうか。

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