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雛人形には標準的な並べ方があります。正しい配置で飾りましょう。

2020年1月16日

雛人形の飾り方

雛人形には標準的な並べ方があります。正しい配置で飾りましょう。

雛人形の飾りには、内裏雛(一段飾り)、三段飾り、五段飾り、七段飾りが多く作られています。
デザイン性を重視した二段飾りや八段飾りなども各メーカーによって製作されていますが少数です。

日本では、昔からお祝い事や縁起を気にする物事には2、4、8などの偶数の数は割れることができる数字として避ける傾向にあります。
それを意識してか、雛人形は1段(平飾り)、3段、5段、7段のものが多く製作されています。

3段、5段、7段の雛人形の並べ方には厳格な決まりはありませんが、標準的な並べ方があります。美しくバランスの良い標準的な配置で飾って下さい。

雛人形の飾り方の代表的な3つの段飾りは7段・5段・3段の七五三

代表的な段飾りの雛人形といえば、15人の人形とお道具のセットの7段、10人または15人の人形とお道具のセットの5段、5人または2人の人形とお道具のセットの3段が多く作られています。七五三などの奇数は昔から縁起の良い数字だと言われています。

三段の雛飾りならマンションやアパートの集合住宅でも綺麗にお飾りできます。

三段飾りで飾られる人形は男雛、女雛、三人官女の5人の人形とお道具のセットです。
正しい配置で飾って下さい。

・一番上の段に男雛、女雛、屏風、雪洞、三方、菱台を配置します。
・上から二番目の段に加えの銚子の立官女、座り官女、長柄銚子の立官女と高坏を配置します。
・一番下の段には桜橘、御駕籠、重箱、御所車(牛車)を配置します。
・その他、内裏雛を一番上の段へ、2段3段目にお道具一式を飾るセットもあります。

七段飾り、五段飾りに比べて奥行きの寸法の小さい3段は、マンション、アパートにも華やかなひな祭りを演出するのに最適です。
三段飾りは床面に直接飾れるので、平飾りや収納箱飾りと違い、飾りテーブルや下台などを用意する必要もありません。

雛人形を十五人全員配置するには五段飾りが必要です。

雛人形を十五人全員配置するには五段飾りが必要です。

七段飾りでは大きすぎ、三段飾りでは豪華さが足りないと考える方には五段飾りがお勧めです。
七段飾りで並べる15人の人形を全部飾ることもできます。標準的な配置は次の通りです。

・一番上の段に男雛、女雛、屏風、雪洞、三方、菱台を配置します。
・上から二番目の段に三人官女と高坏を配置します。
・上から三番目の段に五人囃子(向かって左から太鼓、大皮、小鼓、笛、謡)を配置します。
・上から四番目の段に向かって左から隋臣(若)、三人仕丁、隋臣(老)を配置します。
・一番下の段には桜橘、御駕籠、重箱、御所車(牛車)を配置します。
・その他、上3段に男雛、女雛、三人官女、五人囃子の10人の人形と、下2段にお道具を飾るセットなどもあります。

豪華な七段雛飾りは雛人形の他に嫁入道具も配置出来ます。

豪華な七段雛飾りは雛人形の他に嫁入道具も配置出来ます。

七段飾りは15人の人形とお道具一式を飾るフルセットです。
主にスチールの骨組みと棚板でつくる7段に、魔除けの色である緋色の毛せんをかけ、男雛、女雛と13人の従者の人形と嫁入道具をはじめとする雛道具も全部飾る豪華なセットです。
標準的な配置は次の通りです。

・一番上の段に男雛、女雛、屏風、雪洞、三方を配置します。
・上から二番目の段に三人官女と高坏を配置します。
・上から三番目の段に五人囃子を配置します。
・上から四番目の段に向かって左から隋臣(若)、お膳、菱台、隋臣(老)を配置します。
・上から五番目の段に向かって左から橘、仕丁(怒り)、仕丁(泣き) 、仕丁(笑い)、桜の順に配置します。
・上から五番目の段には嫁入道具が並びます。向かって左から箪笥、長持(上に挟箱を置きます)、鏡台、針箱、火鉢、衣裳袋、茶道具を配置します。
・一番下の段には左から御駕籠、重箱、御所車(牛車)を配置します。

七段飾りには、三段飾り、五段飾りでは飾れない嫁入道具も飾ることが出来ます。
きらびやかな蒔絵と装飾のある嫁入道具は一層ひな祭りを豪華に演出してくれます。

まとめ

現在では段飾りの様子も少しずつ変わってきています。
デザイン優先や住宅事情に合わせてコンパクトな収納箱式の三段飾りができたり、大きな屏風で囲むように飾る落とし屏風3段、内裏雛に嫁入道具を合わせた2段など、新しいデザインの段飾りも作られ始めています。
基本となる標準的な飾り方を参考にして、バランス良く華やかにお飾り下さい。

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