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無理せず雛人形を楽しめる平飾りは現代向きのシンプルなお雛様

2023年1月10日

雛人形の飾り方

無理せず雛人形を楽しめる平飾りは現代向きのシンプルなお雛様

雛人形の販売動向をご紹介します。
十年前の雛飾りは、七段飾り・三段飾りなど豪華で見栄えのするお雛様が主流でした。飾るスペースの問題もあったかと思いますが、雛人形をお選びいただいていた層がおじいちゃん、おばあちゃんの世代で、送り先(婚家)との関係性を考慮したうえで、現在より豪華さ・見栄えを重視してお選びいただいていたように思われます。
近年は、雛人形をお選びいただく層は、あきらかに新生児のパパ・ママの世代になっており、お選びいただくポイントが住空間にマッチした、コンパクト・シンプル・インテリア性などを重視しているように思われます。

こうした傾向から、近年の雛飾りセットは、衣裳着人形・木目込人形とも
「段飾り」から「平飾り」へと流行が変化をみせています。
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雛人形で人気の「平飾り」は省スペースでも豪華に飾れます

「平飾り(ひらかざり)」とは「段飾り(だんかざり)」に対する名称で、いわば一段で飾る雛飾りセットということになります。そのうちほとんどが、一対のお雛様を飾る「親王飾り(しんのうかざり)」ですが、なかには一段の中に「三人官女」「五人囃子」などもあり、七段飾りと同じく、十五人の人形を飾る豪華なセットもあります。
平飾りセットの雛人形は、比較的コンパクトに飾れるため、マンションライフが増加している若い世代を中心に増加の傾向が見受けられます。

雛人形の平飾りの中でも1番人気の「親王飾り」

「平飾り」のなかでも「親王飾り」は1番の人気商品です。
一世代にひとつ・ふたつお揃えする雛人形は、たとえコンパクトでも品質を重視する傾向があります。
親王飾りはバリエーションも豊富で、伝統的・古典的な雰囲気の品から、リビングなどの洋空間にマッチするモダンな品まで、またサイズも間口30センチほどのコンパクトセットから100センチ以上の豪華なセットまで数々の種類がみられます。

また、親王飾りの中の種類をみますと、衣裳着人形・木目込人形それぞれのジャンルの中で「収納飾り」※飾り台の中に収納が可能なタイプ や「ケース飾り」※人形がガラスやアクリルのケースの中に固定されているタイプなど、現在のニーズに合わせたバリエーションが、ますます豊富になってきています。

立ち雛は雛人形のルーツとなった平飾りです

立ち雛は雛人形のルーツとなった平飾りです

近年流行のお雛様をあげるとすれば「立雛(たちびな)」でしょうか。
雛人形といって、まずイメージされるのは、男雛・女雛が「座っている」お姿かと思います。実は、雛人形の歴史をみると、その起源は一対の人形が立ち姿の「立雛」だったようです。

雛人形のルーツに、現在にも残る「流し雛」があります。これは人の形(立ち姿)をした紙や藁の人形に穢れ(けがれ)をうつし、水に流して無病息災を願うという風習で「源氏物語」にもこの風景が見られます。
古い雛人形でも立雛はたくさん残っています。

また立雛のスタイルが、皇室の即位礼などのお姿がイメージされ、ここ数年初節句の雛飾りとして人気上昇中です。
シンプルでスタイリッシュな中に歴史の深さ、格式の高さが感じられる「立雛」。
新時代・令和の即位式が行われた近年の雛商戦では、この「立雛」は多くの注目を集めていました。

まとめ

伝統行事を彩る「お雛様」。
基本用様式は変わりませんが時代とともにその飾り方は変化を見せています。
新たにご誕生のお嬢さまとその住空間にピッタリのお雛様が必ずあるはずです。雛人形はお子様が成人するまで(良いご縁に恵まれて結婚するまで)の御守りの意味がございます。飾られる方(ママ)が、毎年、飾ってあげたいと思えるような、お好みのお雛様を選ぶことが大切です。
お子様の幸せを願う「はじめてのギフト」お雛様。ワクワクの気持ちでお選びいただければと思います。

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