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雛人形が役目を終えても捨ててはいけません!感謝を込めて供養するために

2023年11月30日

雛人形の処分

雛人形が役目を終えても捨ててはいけません!感謝を込めて供養するために

“子供が大きくなってしまって、雛祭りもしなくなってしまったから、お雛様はどうしたらいいの?”
“娘が結婚したから、雛人形の役目が終わったけど・・・?”
“壊れてしまって、いまさら修理も出来ないし・・・”

そんなふうに困ってしまったら、あなたならどうしますか?
ゴミの日に捨ててしまう?リサイクルショップに持っていく?誰かに譲る?ネットに出品する?
雛人形は、お子さまの健康と幸せを長年見守ってくれた品です。役目が終わったからと言って、気軽に捨ててしまうのは、如何なものでしょう。役目が終わったのであれば、役目が終わったなりに、きちんと感謝の気持ちを持ってお送りしたいものです。長年お子さまを見守っていてくれたお人形たちなのですから、それまでの労をねぎらいましょう。東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら
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役目を終えた雛人形を供養する意味

日本人の精神性には古代より、すべてのものに「神」が宿るとする自然崇拝に根ざした「アミニズム信仰」が深く根づいています。ましてや雛人形・五月人形など長年、愛情・愛着を持って接してきたものには、ひときわ「魂」のようなものを感じずにはいられないものです。家族とともに、お子様の健やかなご成長を見守ってきてくれて、お役目を終えた人形たちですから、最後はきちんと感謝・お別れをし「魂抜き」をしてから処分するのが日本人の心のあり方として自然なことです。毎年、事前受付、当日受付ともに、受付が済むとお人形とのお別れとなりますが、手を合わせ、お人形に挨拶していく方々が少なからずいらっしゃいます。持ち主様のお気持ちに沿う行事として、人形供養祭は必要なものとして認識され、こうしたことから、全国各地で 人形感謝祭・人形供養祭などのイベントがとり行なわれています。

雛人形はどこに供養を依頼すれば良いのでしょうか?

ご近所の神社や、お寺でも、供養して頂くことは出来ると思います。最近ではセレモニーホール等でも、人形供養の案内を出しているところも有るようですが、埼玉県・岩槻では、年に一度“11月3日”に岩槻人形協同組合が主催の人形供養祭が行われております。

“人形のまち岩槻”の名のもとに、人形に携わっているお店・人形師さんなどが協力し、約20名の僧侶の読経により、お人形を供養・お焚き上げを執り行っております。岩槻には、岩槻城址公園内に“人形塚”があり、そこが供養祭を行う場所になります。

参加される方々で、お焼香をして、子供の健康を祈りながら、人形の冥福をお祈り致します。

雛人形の供養にかかる費用と供養の前の準備

岩槻の人形供養祭では当日会場にお持ち頂いた場合は、3000円+お気持ち、事前受付の場合は、4000円+お気持ちとなっています。当日参加の場合の事前申し込みはありません。当日、岩槻城址公園の人形塚にお人形をお持ち頂ければ、どなたでも参加可能です。但しガラス等は取り外して、人形だけのお持込になりますのでご注意ください。

事前受付の場合はこちらをご覧ください。

まとめ

長年慣れ親しんだお人形は、何も話してはくれませんが、愛らしい目でいつでも真っ直ぐこちらの目を見て、優しい気持ちにさせてくれる存在です。壊れたり、傷んだりしたとしても、そう易々と捨ててしまう事は出来ません。

そんな時には、人形に対する優しい気持ちと供に、感謝を込めてお人形を供養してあげてください。そしていつまでも、その優しい気持ちを大切にすることを、お子さまにも教えてあげてください。
いついかなる時でも、優しい気持ちを忘れない様に・・・。

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