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立雛の雛人形は大人の女性にも好まれます

2023年10月20日

雛飾り

立雛の雛人形は大人の女性にも好まれます

雛人形のルーツは、平安時代にあった流し雛からはじまります。紙で作ったお人形を川に流し、身にふりかかる災いを避けるよう願いを込めました。そのお人形は立ち姿をしていたそうです。

また、源氏物語や枕草子にでてくる、宮中の女の子の「ひいな遊び」というままごとがはじまりともいわれています。
現在でも東北地方には法事の際に、留め袖のなかに紙で作ったお人形をいれて参列する風習が残っており、そのお人形も立ち姿をしています。むしろ座っているお雛様のほうが後発で、江戸時代あたりから主に作られていたようです。質素倹約がなくなり、市民が贅沢できるようになり、お雛様も豪華に作られるようになっていきました。
現代はお殿様とお雛様の2人だけの親王飾りが多くなってきていますので、立雛はこれから種類が増えていく事でしょう。東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら
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立雛はなぜ立っているの?

雛人形の原型は平安時代にあった流し雛です。そこで川に流していたお人形は立ち姿をした物でした。モデルになったお人形が時代を経て立雛になりました。最初の頃は紙を使った簡素な作りでしたので、立ち姿のひな人形を作るのは簡単だったと思われます。

今のお雛様は、材料も道具も良くなってきています。木の胴で腕を取り付け、お顔を桐塑(とうそ)で作り胡粉(ごふん)を塗り、衣裳の生地を型紙に合わせて裁断したりと工程も多く、衣裳に使う金襴も正絹の生地を使ったり、豪華な刺繍が入った物を使ったり、色々な職人の手によって一つの人形が作られる様になっています。
そのため立姿で人形を製作するには、バランスを取らないと立ってくれないので、作る人は大変です。

雛人形の立と座の違いは?

立雛の作り方は、型紙や使う材料や寸法、立ち姿にするために台に固定する場合もあり、作り方も職人さんによって違いが有ります。座っている人形を作るよりも、立つことに重点を置いて作っているので、作ることが難しいとされています。同じ大きさで、同じ生地を使用したお人形の場合は、その価格も高くなります。

また、付属の道具セットの大きさも座りのお人形にくらべて、屏風など背の高い飾り方になっています。

初節句に立雛は良くない?

お人形の立ち姿か座っている姿かで、人形を送る意味に違いは有りません。雛人形の歴史を考えると立雛は元祖で、座っている人形と意味合いは変わることが有りません。

雛人形はお子さまが成人するまで、健やかな成長を守るという意味が有るため、一人一飾りをおすすめします。
役割を果たした雛人形を譲り受けたり、一つの雛人形を姉妹で兼用する事の方が良くない事です。厄を引き継いだりしないように、またお守りにそれぞれの役割が有るように、人形も一人一人用意することをおすすめします。

おすすめの立雛

座っているお雛様と比べて、飾る間口は小さくなりますが、人形は大きく見栄えします。また作る量が少ない事から同じお人形も少なく希少価値もあります。またお道具も三宝や桜橘が付かない飾りが多く、飾る時間も少なくて済みます。

お雛様の飾る期間は2月の節分明けあたりから3月3日までの1か月位で、11ヶ月間位は押入れ等の収納スペースに納めなければならない為、座っているお雛様と比べて、箱の大きさもコンパクトで収納しやすくなります。
作り方も座っている姿のお人形は、袴の部分はあまり見えないので、簡略化されて作られることが多いのですが、立雛はしっかり作り込まれています。

また、若い人形師が作る立雛は、有職故実にとらわれることなく、新しい感覚で衣裳を着せていくので、お殿様が真っ白な衣裳を着ていたり、お姫様が金色の衣裳を着ているお雛様も作られています。

東玉の人気の立雛を一部ご紹介します。

衣裳着人形

  • 東之華 立雛飾り「源氏雛-Dress-」
    語りかけるようにお姫さまに寄り添うお殿さまの立ち姿は、東之華オリジナルのスタイルです。
    「伝統」と「モダン」、「和」と「洋」が融合した、東之華独自の世界です。

商品詳細

東之華 立雛飾り「源氏雛-Dress-」

東之華 立雛飾り「源氏雛-Dress-」

297,000円(税込)

幅71×奥行46×高さ47cm

  • 東之華 立雛飾り「大夢」
    独自の世界観を持ち、人々を魅了し続ける女流作家東之華の代表作ともいえる-大夢- 金色に輝く正絹の吉祥唐花華紋と銀色波柄衣裳を着付けした立姿は、ウエディングドレスを連想させます。女性らしいやわらかなフォルムや重ねの美しさは特別なお祝いにふさわしいお雛さまです。

商品詳細

東之華 立雛飾り「大夢」

東之華 立雛飾り「大夢」

396,000円(税込)

幅85×奥行65×高さ77cm

木目込み人形

  • 木目込人形 賢一 立雛飾り「寿々喜雛 祥 黄櫨染」
    黄櫨染(こうろぜん)立雛。中点に輝く太陽を想わせる金色色(こんじきいろ)。天皇にだけ着用が許される衣裳です。地模様に「桐」・「竹」・「鳳凰」・「麒麟」が織り込まれた、ひな人形で最も格式を感じさせる衣裳です。

商品詳細

  • 木目込人形 賢一 立雛飾り「寿々喜雛 祥 龍村裂」
    衣裳には織密度が高く細かな文様を繊細に表現された京都・龍村美術織物を使用。お殿様は五葉華紋、お姫様は鴛鴦(オシドリ)の柄が人形の両袖にでるように木目込みされたこだわりの逸品です。人形は桐箱に収納されるため保管も安心です。黒塗ケースのバックにはすりガラスを使い、すっきりとしているため、長くお飾りしても飽きがこないデザインです。

商品詳細

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東玉の立雛の一覧はこちら「立雛」

立雛は初節句にふさわしい

雛人形を選ぶときに、まず座りのお雛様をみる機会が多く、立雛はあまり目にする機会が少ないので珍しく思われがちですが、ルーツを考えてみると雛人形の元祖にあたりますので、お子様の健やかな成長を見守る雛人形として、飾ることに問題はありません。座っているお人形より大きく見栄えして、足の部分もしっかりと作られています。

また立雛は縦に大きく豪華に見えますが、横幅が狭いので、飾り台は小さくなりコンパクトに飾れます。また生産数も少ないので、他の人と同じお人形が苦手な人にもお勧めです。
立っていても座っていても雛人形に変わりはありません。どこに飾るのか、どれ位のスペースがあるのか、ご自宅の事情によって選んで頂ければ良いのです。お飾りをしてみなさんでお祝いをして、ひなまつりを楽しいものにして頂ければ幸いです。
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