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雛人形の製作は熟練の技。ひな祭りの主役、雛人形の製作を学びましょう

2023年11月4日

雛飾り

雛人形の製作は熟練の技。ひな祭りの主役、雛人形の製作を学びましょう

女の子の健やかな成長と幸せを願うひな祭り。
そんなひな祭りに欠かせない存在といえば雛人形です。
雛人形のはじまりは平安時代に乳幼児の病気などを身代わりに背負ってもらうため、枕元に置いた天児や這子という人形だと言われております。現在のように男女が座った形で飾るようになったのは、江戸時代の頃になります。
長い時を経て、製作されてきた雛人形には職人の様々な熟練された技が施されています。
今回のコラムではその一部をご紹介させていただきます。東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら東玉の雛人形を詳しく見る:雛人形TOPはこちら
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雛人形を人形師が手作業で製作する工程をご紹介

雛人形は多くの工程を経て作られています。また、人形に付随する 屏風・桜橘・お道具類・飾台などを含めると、数十人の職方でそれぞれのパーツを「分業」しながらひとつの雛人形を完成してゆきます。今回は、人形に焦点をしぼり、その製作工程を紹介してゆきます。
頭、手足、胴、小道具、着せ付けなど、それぞれに職人がいて、そのほとんどが手作業で行われております。

製作工程1 構想

着せ付けと一言に申しましても、そこに至るまでの構想や生地合わせ、裁断、縫製、仕上げの振り付け等々、様々な工程が必要です。
生地
先ず、どのようなお雛様にするか全体のイメージを考えます。
どんなお衣裳にするか、どんな大きさが良いか、どんな飾り台に飾るか。
お客様のニーズ、今の住宅事情やインテリアなどを考慮しながら決めていきます。

製作工程2 衣装の生地を裁断

裁断布地に紙で裏打ちをし、襟、着物、袖、裾など、それぞれのパーツに裁断します。

製作工程3 パーツを縫い合わせる

パーツを縫い合わせる細かく分かれたパーツを綺麗な仕上がりになるよう、ミシンや手縫いで丁寧に縫い合わせていきます。

製作工程4 胴体の製作

胴体の製作桐や藁で出来た胴に丁寧に袴を穿かせます。
胴体の製作2腕の芯になる針金を胴に対しまっすぐ通し、綿を巻き付け、布や紙で肉付けをします。

製作工程5 胴体に衣装を着付け

胴体に衣装を着付け1お顔元が見える正面の襟の重ねはとても大切なポイントです。バランスを考えながら繊細に襟を付けていきます。
胴体に衣装を着付け2唐衣、袖を着せ付けます。
胴体に衣装を着付け3裾の形、重ねの出し方やボリュームなど、職人さんによって様々なこだわりを見ることが出来ます。
袴

製作工程6 振付け

振付け真っ直ぐな状態の肩から腕を曲げ、お雛様の形にします。この作業は「振付け」といい、一息で曲げなくてはならないため、大変熟練した技術が必要とされています。

製作工程7 最後にお顔を付けて見事なお雛様の完成

雛人形雌雛胴に全体のバランスを見ながら、丁寧に頭(かしら)を差し込みます。

雛人形の製作工程の動画はこちらよりご覧くさだいませ。

雛人形は、沢山の作り手の合わせ技で出来ています

頭師:大豆生田博

頭師:大豆生田博経済産業省指定伝統工芸品岩槻人形の伝統工芸士に認定される。東日本伝統工芸展に多数入展。伝統を守りつつ、現代に受け入れられるオリジナル新頭を製作している。

頭師:田邊安通

頭師:田邊安通現代的で端正な顔立ちの頭が特徴の頭師。草木染や東之華などモダンなタイプのひな人形が、よく合います。

頭師:大塚玉映

頭師:大塚玉映昭和35年から父、喜一に師事。伝統的な桐塑頭(とうそがしら)など卓越した技法で製作

衣裳着着付師:飯塚孝祥

衣裳着着付師:飯塚孝祥代々受け継ぐ人形作家の家に生まれ、人形の町・岩槻にて人形製作に取り組む。古来の技法を受け継ぎつつも、現代のニーズに合った華やかなひな人形を製作している。

衣裳着着付師:東之華

衣裳着着付師:東之華「伝統」と「モダン」、「和」と「洋」が融合した独自の世界観を追及した女流作家。金糸、銀糸が織り成す美しい色彩や、お雛さまでは珍しいラメを取り入れた配色も特徴的。

衣裳着着付師:青柳博鳳

衣裳着着付師:青柳博鳳袖の重ねの豪華なボリューム感や、独特の雰囲気をたたえる色彩調和、人形の造形など一歩先を見据えたひな人形を製作。

まとめ

今回、ご案内させていただいた工程は大きく分けると人形の胴部分のみになります。
他にも頭やお道具、台屏風など、ほとんどの工程が職人の手作業によって作られています。雛人形が作られる様になった昔は、日常で使っていたお道具を作る職人さんたちが、人形用の小さなお道具を作っていたようです。今で言えば、フィギアやジオラマの様に、現実をミニチュアの世界に投影する様な感じだったのかもしれません。だからこそ、蒔絵などの技法が、今でもお道具に使われているのではないでしょうか?
それらは伝統を守りながらも、技術の発展や歴史の流れとともに進化、発展している部分もありますが、赤ちゃんの健やかな成長と幸せを願う職人の心は変わることなく、これからも受け継がれていくことでしょう。

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