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熟練の技が必要な「木目込み雛人形」を手作り ハンドメイド

2020年2月27日

雛飾り

熟練の技が必要な「木目込み雛人形」を手作り ハンドメイド

ひなまつりに飾るひな人形のうち、木目込み人形の由来は、江戸時代中期(1703年~1792年)、京都の上賀茂神社の祭事等用柳箪(奉納箱)を作った職人高橋忠重が柳の木を彫刻し、その残片で木目込み人形を作ったのが始まりであるとされています。
賀茂で作られたため、当初は「賀茂人形」「賀茂川人形」とも呼ばれましたが、やがて胴体も木地に筋目をつけ、そこに衣裳生地を木目込んで作られたことから「木目込み人形」と呼ばれました。
簡単にいえば、木製の胴体部分に衣裳生地(金襴、ちりめん)を貼り、木目込んだ人形の名称です。

ひな祭りに木目込み人形を、ご自身の手で製作することができます。
初めての方でも製作できる材料キットから、上級者向けの材料キットまで、数ある木目込み人形キットの中から厳選したものを手作りし、完成することができます。

ご自身で作れば楽しく素晴らしい体験となります。またコンパクトで可愛らしい材料キットも多く、お飾りになれば心がなごみます。
想いのこもった人形をお子様にお孫様に、おじいちゃんやおばあちゃんに、また自分へのプレゼントなど。心を込めて作った木目込み人形は、世界でひとつだけのものです。

奥深い伝統工芸の世界に触れ、人形作りの楽しさを感じることができいっそう雛祭りが楽しくなると思います。
お子様やお孫様の一生の宝物になるように、その願いを込めて丁寧につくられた木目込みの雛人形。やさしい眼差しがお子様のご成長を見守ります。

雛人形の木目込みが完成するまで!

木目込み人形

先ず、基本的な木目込み人形の製作工程をここで紹介いたします。

1 原型作り

人形の原型は粘土で作ります。原型を木わくの中に入れ、硫黄などを流し込んで人形の型を取ります。
この型を「かま」といい、「かま」は、原型の前半分と後半分の二つを作ります。

2 かま詰め

桐粉にしょうふのりを混ぜて作った桐塑をかまの中に詰めてボディを作ります。
前後のかまに桐塑を詰め終えたら、前後を合わせて一体にします。

3 ぬき

押えつけたかまを上から軽くたたくと、上半分のかまがはずれます。
下のかまからボディを取り出す前に、はみ出した部分を竹べらできれいに取り除きます。
その後、下のかまを横にして、ボディを取り出します。

4 木地ごしらえ

よく乾燥した後、ボディに生じる凸凹やひび割れは、竹べらを使って桐塑で補足したり、やすりできれいに補修したりして、完全なボディに仕上げます。
この作業を木地ごしらえといいます。

5 胡粉塗り

胡粉(貝殻を焼いて作った白色の顔料)を、にかわで溶かしてボディに塗ります。
ボディににかわが浸み込んでボディの生地を引きしめるとともに、生地のくずれやすさを防いで、結果、筋が彫りやすくなります。
また、薄い布地を木目こむときに、ボディの桐の色がおもてに響かないという利点もあります。

6 筋彫り

胡粉が乾いたら、布を木目込んでいくための溝作り(筋彫り)をします。
この筋彫りは人形の仕上りのよしあしに影響するので、彫刻刀を使って一定の巾と深さになるように丁寧に彫ります。
(製品として並んでいる木目込み人形は、回転刃で彫られています。)

7 木目込み

溝に糊を入れ、型紙に合わせて切った布地を目打ちや木目込みべらを使って、しっかりと木目込みます。
目打ちの方が、きれいな線で木目込みができます。

8 面相書き

面相とは、人形の顔形のことで、この顔形を書くこと面相書きといいます。
人形のよしあしを左右する大事な作業です。向かって左から順に右に向かって眉・目を描いてゆくのが面相書きのポイントです。
福を呼び込むしもぶくれのお顔がかわいらしいです。
一筆で描くのではなく、何百回も筆を重ねることにより、人形の精緻な表情が描き出されます。

9 頭の取り付け

木目込みを終えたボディに、向きや角度をよく考えて、頭や手を取り付けます。

10 仕上げ

最後に髪の毛をブラシで整えたり、人形全体をよくながめ、木目込みの不出来な部分はないかを調べて仕上げます。

1 ~10までご紹介したように、木目込み人形を作り上げるには様々な製作工程が必要になります。
東玉では、1~10までの工程にこだわり、心を込めて木目込み人形を作りあげています。

 

雛人形もキットでできちゃう木目込みはどんなもの?お値段は?

東玉では、小学生低学年から参加できるコースを始め、大人から子供まで幅広く楽しめる体験学習を行っています。材料費は有料となりますが、講習費は無料ですのでおすすめです。

(2020年より新型コロナの感染拡大予防のため、体験学習は中止となっております。)

木目込み体験学習には一切持ち物は必要ありません。
道具として、寒梅粉・目打ち(木目込みべら)・はさみなど用意してあります。

また、製作された作品(キット、教材)は当日お持ち帰りいただけます。
体験学習を通して木目込み人形の楽しさを知ってもらえたらうれしいです。

体験学習用木目込み人形キット教材
*次の4点が体験学習できます。

  • 1 木目込み人形キット(おすまし) 所要時間 約2時間 価格 2,200円(1体につき)

木目込み人形キット(おすまし)

 

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。木目込み体験の一番の人気教材です。あどけない表情がかわいらしい、女の子のキットになります。

  • 2 木目込み人形キット(いづめこ) 所要時間 約3時間 価格 1,980円

木目込み人形キット(いづめこ)

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。とても愛らしいお人形です。
いずめこ人形とは、山形県鶴岡市を中心に生産された郷土の玩具。「いづめこ(飯詰籠)」は藁編みの弁当の保温籠をさします。

寒い時期に、お米(ご飯)を保温しておくための「いづめこ」の中に、赤ちゃんを入れて寒さから身を守り農作業などをしていたことから、その姿をかたどった人形が生まれたそうです。

  • 3 木目込み人形キット(雪ん子)  所要時間 約2時間 価格 1,980円(1体につき)

木目込み人形キット(雪ん子)

 

 

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。ご希望により面相を書くことができます。
お顔は筆で描きます。男の子と女の子のどちらかをお選びください。

  • 4 木目込み人形キット(まりストラップ)所要時間 約2時間 価格 825円

木目込み まり

※写真の柄や色は一例です。
木目込み人形材料キットも販売もしております。こちらは体験学習はしていただけませんが、キットはご購入いただけます。
(常に在庫があるわけではありませんので、お問い合わせください。)

  • 1 木目込み人形材料キット(立雛)  価格8,250円

木目込み人形材料キット(立雛)

通常は座っている人形が多いお雛様ですが、立雛の人形としての歴史は古いとされています。
人の身についた厄などを紙で作った形代(かたしろ)・人形(ひとかた)に想いを託し、それを水に流し代わりに厄を受けてもらった人形のかたちが由来になっているようです。

全国の池や川などに流し、子供たちの成長と無病息災を願い、現在も流し雛として行われております。
この流れを汲む木目込み人形の立雛などは、シンプルで可愛らしいものが多く、柔らかな木製の形が美しく見る人の心を和らげてくれます。

最近ではシンプルに小さく飾ることが出来る為、お客様のニーズにも合い種類が年々増えてきています。

  • 2 木目込み人形材料キット(豆雛)  価格5,500円

木目込み人形材料キット(豆雛)

 

豆雛は、全体が丸みを帯びたシルエットが特徴です。
温かな気持ちへと導かれるやさしい眼差しは、見ている人に心安らぐ時間を与えてくれます。
どことなく懐かしさと親近感を覚え思わずほほえみが。人気のある木目込み人形材料キットです。

  • 3 木目込み人形材料キット(ミニ兜) 価格2,750円

木目込み人形材料キット(ミニ兜)

 

シンプルでモダンな可愛らしい造形のミニ兜。インテリア感覚で場所を選ばずお飾りいただけます。

  • 4 木目込み人形材料キット(鯉のぼり)価格7,500円

木目込み鯉のぼり

 

ミニ兜と合わせて飾っても良し、人気のあるキットです。

  • 5 木目込み人形材料キット(薫風)  価格2,750円

 木目込み人形材料キット(薫風)

愛らしいお顔で鯉のぼりに乗った男の子。木目込みのぬくもりを感じることが出きる優しい手作りのキットになっています。

これ以外にも豊富なバリエーションの木目込み人形を取り揃えております。
お気軽にお問合せください。

【体験学習用キット】

  • 1 木目込み人形キット(おすまし)。

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。
木目込み体験の一番の人気教材です。
あどけない表情がかわいらしい、女の子のキットになります。

  • 2 木目込み人形キット(いづめこ)。

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。とても愛らしいお人形です。
いずめこ人形とは、山形県鶴岡市を中心に生産された郷土の玩具。「いづめこ(飯詰籠)」は藁編みの弁当の保温籠をさします。
寒い時期に、お米(ご飯)を保温しておくための「いづめ」の中に、赤ちゃんを入れて寒さから身を守り農作業などをしていたことから、その姿をかたどった人形が生まれたそうです。

  • 3 木目込み人形キット(雪ん子)。

目打ちとはさみを使って、木目込み人形をつくります。ご希望により面相を書くことができます。
お顔は筆で描きます。男の子と女の子のどちらかを選ぶことができます。

【人形材料キット】

  • 1 木目込み人形材料キット(立雛)

通常は座っている人形が多いお雛様ですが、立雛の人形としての歴史は古いとされています。

人の身についた厄などを紙で作った形代(かたしろ)・人形(ひとかた)に想いを託し、それを水に流し代わりに厄を受けてもらった人形のかたちが由来になっているようです。
全国の池や川などに流し、子供たちの成長と無病息災を願い、現在も流し雛として行われております。
この流れを汲む木目込み人形の立雛などは、シンプルで可愛らしいものが多く、柔らかな木製の形が美しく見る人の心を和らげてくれます。

最近ではシンプルに小さく飾ることが出来る為、お客様のニーズにも合い種類が年々増えてきています。

  • 2 木目込み人形材料キット(豆雛)

豆雛は、全体が丸みを帯びたシルエットが特徴です。温かな気持ちへと導かれるやさしい眼差しは、見ている人に心安らぐ時間を与えてくれます。
どことなく懐かしさと親近感を覚え思わずほほえみが。人気のある木目込み人形材料キットです。

  • 3 木目込み人形材料キット(ミニ兜)

シンプルでモダンな可愛らしい造形のミニ兜。
インテリア感覚で場所を選ばずお飾りいただけます。

  • 4 木目込み人形材料キット(鯉のぼり)

ミニ兜と合わせて飾っても良し、人気のあるキットです。

  • 5 木目込み人形材料キット(薫風)

愛らしいお顔で鯉のぼりに乗った男の子。
木目込みのぬくもりを感じることが出きる優しい手作りのキットになっています。

手づくりの木目込み人形

出来映えはお作りになる方の個人差が大きいですが、木目込み雛人形制作キットとはいえ、お母さんやおばあちゃまの想いのこもったお人形は、世界でたったひとつの名品であり、職人が製作した木目込み人形にも引けはとりません。

手作りのおひな様には、木目込み人形の他にも「つるしびな」があります。日本各地に残るかわいい手作りのお雛様です。ぬいぐるみのような縁起の良い縮緬の細工をハンドメイドするのは楽しいものです。赤やピンクの和柄の布でかわいくおしゃれに作れます。代表的な題材として、うさぎや、桃や、花が挙げられます。これらを組み合わせて一本のつるしかざりにしましょう。特に赤い目のうさぎは近年人気のモチーフです。丸いリングと布がセットになったタイプを購入すると、手芸初心者でもお節句用に簡単に製作できます。今は、ネット通販でキットを探すという方法もあります。つるし飾り(つるしびな)に関しては、当サイトでも こちらのページに詳しく掲載していますので、ご参考にご覧下さい。

 

東玉総本店にある人形工房では、末永く安心してお飾りいただける、その時代のニーズに合わせた人形を製作しております。
江戸木目込みの製作工程の見学を通じて、職人の優れた技をご体験ください。

また、時代を超えて日本の美しい伝統を表現する木目込み人形を世に送り続けてきた東玉が、強く意識しているのは「国産」へのこだわりです。
国産の原料を用い、国内の職人たちが磨きあげています。
人形の東玉では、高い技術をもった熟練の職人がお子様やお孫様の幸せを願いながら、桃の節句に飾る木目込み人形を心を込めて手作りしています。

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