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雛人形を美しく保ちながら飾るケース入りのおひなさま

2023年10月25日

雛飾り

雛人形を美しく保ちながら飾るケース入りのおひなさま

ガラスケースに入ったひな人形をお求めになるお客様は、増加傾向にあります。インターネットで販売されている店舗も多く、配送無料などをサービスしている
場合もありますが、価格の差を比べることが難しい商品でもあります。
店舗での商品名は「雛ケース」と呼ばれる事が多く、種類としては「固定式」と「非固定式」に分けられます。

「固定式」は人形とお道具が接着された雛ケースで、簡易に飾り付けが出来ること、収納が小さくなるという機能的な特徴があります。

「非固定式」は人形、お道具が接着されていない雛ケースで、人形とケースが別箱になり、お客様自身がお雛様を飾り付けする事が特徴です。

「非固定式」のケースは、人形以外の雪洞などのお道具があらかじめ接着された雛人形専用のタイプと、人形道具が全て接着されていない空ケースタイプがあり
店舗では、ケース単体での販売もしておりますが、現在の雛ケースは機能性が重視される傾向があり、「固定式」のみを取り扱う店舗も多く事前に取り扱いアイテムを確認しておいたほうが良いと思われます。

盤面の素材については「ガラスケース」と「アクリルケース」があり、まだ中心は「ガラスケース」だが「割れない・軽い」などの特徴から「アクリル」のシュアが高まってきています。人気上昇中の「アクリル」は柔らかく加工しやすい特性を生かしたケースが多く、形状が六角形や柱のないパノラマ型にしたケースが多くなっています。ケースのタイプとしてはほぼ「かぶせケース」になっています。アクリルケースは登場当初はガラスより若干割高でしたが、近年の人気の高さから価格もガラスとほぼ同じ位か、物によっては安くなっています。
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雛人形ケース入りのメリットとデメリット

雛人形を購入されるお客様に
「お手入れ方法はどうしたら良いですか?」
「お雛様を飾っている期間のほこりは大丈夫ですか?」
と聞かれることがありますが、雛人形の保存に良くないとされるのが
「湿気」「紫外線」「ほこり」などが上げられますが、「雛ケース」は「雛人形出し飾り」と比べると格段に「ほこり」に強く、雛人形を飾りながら「守る」部分で見ると、優秀な飾り方のひとつと言えます。

実際に「固定式」「非固定式」に関わらず、「雛ケース」を購入されるお客様の多くが「ほこり」を気にしているように思われます。
現在主流の「固定式雛ケース」については「ほこり」に強い他にも、人形やその他のお道具が固定されている為、飾付の手間がいらない・お子様にいたずらされない事などもメリットとされています。ガラスケースは透明度が高く高級に見えますが、アクリルよりも配送や移動の際に破損の事故が起こりやすい商品でもあります。逆にアクリルケースのひな人形は破損には強いのですが、長い年月が経つと曇りが出たり擦りキズが付きやすいことがデメリットになります。また一部の商品ではケースの上面だけはガラスで側面がアクリルを使用しているものもあるので、表示等に注意が必要です。

お子様が大きくなってから一緒にお雛様を飾る事が楽しみという考え方もあるので、一概にメリットとは言えない部分ですが、前途したように機能性を重視するお客様が多いのも事実です。
お客様の考え方次第ですが、お雛様飾る事が手間と考えるか、楽しい行事のひとつと考えるかによって大きく変わってくると思います。また、お仕舞の時に「ありがとう、また来年会いましょう」と言う気持ちで、ほこりを丁寧にはらってあげると、愛着が深まってくると思います。ケースがなくても、その年のほこりはその年に、しっかりと取ってあげれば、20年、30年それ以上でもキレイに保つことが出来ます。
せっかくのお雛様ですので、機能性を重視するのではなくお人形のお顔や衣裳などを中心にお選びいただく事がおすすめです。

  • ケース入り 親王飾り「春泉」
    ケースの枠に檜を使用しており、高級感のある雛ケース飾りになっています。バックは刺繍で雪輪と桜の柄が施されています。

商品詳細

ケース入り 親王飾り「春泉」

ケース入り 親王飾り「春泉」

84,700円(税込)

幅53×奥行26×高さ35cm

雛人形ケース入りも様々な種類があります

前途したように、「雛ケース」の主流は「固定式」が中心になっています。店舗によっては「非固定式」の取り扱いがない店舗もあります。
「固定式」は「非固定式」と比較して、ケース枠のカラーバリエーションや大きさ・バックの種類も豊富に用意されている店舗がほとんどです。
対して「固定式」ケース枠が黒や茶系で、金バックのようなオーソドックスなケースが多い。

最近は住宅事情に反映して、サイズがコンパクトなケースの人気が高い傾向にあります。また和風のイメージが強い雛人形ですが、現在の住まいに和室がないお宅も多いので、洋間を意識した色・デザインの「雛ケース」も登場して、女性を中心に人気が高まっています。

また2019年即位の礼で話題になった「黄櫨染」に代表される有職系の伝統的な純和風な衣裳も根強い人気があります。
全体的な商品の人気よりも、ご自宅での飾る場所をイメージして一番あうデザインの人形をお選びいただく事が良いと思います。

  • ケース入り 親王飾り「春凪」
    ピンクで統一された可愛らしい雛ケースです。六角アクリルケースとバックの豪華な鞠桜の刺繍が気品あふれる一品です。

商品詳細

ケース入り 親王飾り「春凪」

ケース入り 親王飾り「春凪」

93,500円(税込)

幅55×奥行28×高さ36cm

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雛人形のケースに傷が入ってしまっても、修理可能な場合もあります

配送等でケースが破損した場合は、販売店または近隣の人形専門店へ修理持ち込みするのがお勧めです。発送の場合は破損箇所が広がらないように厳重に梱包して下さい。
ガラス破損の場合は基本ガラス交換になり、枠の部分破損している場合は修理が不可能な場合もあります。盤面がアクリルに関しても同様で、割れる事はありませんが、正面硬度が柔らかいので傷がつきやすく、修理不可能な場合があります。

修理が不可能な際、「非固定式雛ケース」の場合ケースのみを再購入していただく形になりますが、同じケースが用意できない場合があります。「固定式雛ケース」人形・道具が接着されている為、フルセットで再購入していただく形になります。

再購入の場合、店舗によっては修理扱いや、ケース交換扱いなどにして通常購入するよりリーズナブルな場合があるので、事前に確認をしておくのがおすすめです。
再度同じものを製作希望される場合は、特注扱いとなり通常に購入した金額より高い金額になる事が多いので あらかじめ、見積もりをもらうか店舗スタッフにお問い合わせください。

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