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有職雛と普通の雛人形の違いは何?

2020年2月27日

雛飾り

有職雛と普通の雛人形の違いは何?

一般的に雛人形は、金糸をふんだんに使った京都西陣織りの豪華な印象の生地が特徴です。

それに対して、有職雛(ゆうそくびな)とは、有職故実(ゆうそくこじつ)という平安時代から始まった“決め事”に基づいて公家の装束を忠実に模して作られた雛人形です。
イメージとしては、神社の宮司さん神主さんが着られているような衣装で、金糸はあまり使わずに、文様を規則的に並べた織物でつくられています。

そもそも有職とは有職故実(ゆうそくこじつ)のことで、平安時代に公卿たちが有識者たちを集めて、行事、儀式のやり方や作法、住居、調度、衣服などの生活用具に於ける決まりをつくりました。

ここでは、有職雛について色々と説明していきます。

そもそも有職雛とは?読み方や歴史について

有職は「ゆうそく」または「ゆうしょく」と読みます。有職雛は江戸時代中後期、宝暦・天明文化(1751年~)の頃つくられた雛人形です。宮中の装束を受けもっていた高倉家、山科家にちなんで「高倉雛」「山科雛」ともよばれていました。わざわざ人形用に布地を織って衣装に仕立てます。

この時代の有職雛は一般の人が飾る人形ではなく、公家や大名家で飾った雛人形でした。宝暦12年ころ、天皇家が山科家に雛人形の束帯を注文されたと記録が残っています。有職とは、季節や年齢、地位によって装束が替わってくるので、お人形も着せ替えが出来るものがありました。とても、手間をかけてつくられた、写実的な贅沢な雛人形でした。

有職雛のお顔の特徴

有職雛は少し面長で、白いなめらかな肌に、細い切れ長の目が特徴です。女雛の髪型は御垂髪(おすべらかし)で小さい口に紅が引かれて、お歯黒をすることも習慣でした。

その時代のお顔は高貴な表情の中に笑みが感じられ、見る者を包み込む魅力があります。現在の京都の雛人形のお顔の基になっているお顔立ちです。

有職雛の衣装(文様)の特徴

その時代の有職雛の衣装は、一番は儀式でお召しになる正装で、男雛は衣冠束帯(いかんそくたい)、女雛は十二単(じゅうにひとえ)です。

つぎに、勤務服といわれる衣冠(いかん)と、普段の服装の直衣(のうし)姿のお雛様がよく見られます。柄と文様は、植物、動物、雲や波などを丸や菱形、亀甲、立涌などと組み合わせています。色、柄、形が、地位や年齢、季節、場面、礼式によって決め事があります。

東玉おすすめの有職雛

東玉でもこの美しい有職雛を、多くお取り扱いしております。
伝統的で凛と美しいおすすめの有職雛をいくつかピックアップいたします!

  • 平安絵巻からぬけ出したようなお男雛と女雛

お雛様の衣裳は皇室由来の『黄櫨染』を身に纏っています。
コンパクトななかにも、伝統のゆかしさを表現したおひなさまです。

商品詳細

慶祥

140,800円(税込)

規格:幅60×奥行30×高さ33cm

お雛様の衣裳は皇室由来の『黄櫨染』を身に纏っています。
コンパクトななかにも、伝統のゆかしさを表現したおひなさまです。

  • 伝統の雛人形をシンプルに現代風にまとめた人気のセット「華御所」

衣裳は、宮中祭儀を通し最も高貴とされる『黄櫨染』雛。
地模様に桐・竹・鳳凰・麒麟の細やかな柄が織り込まれています。

商品詳細

華御所

159,500円(税込)

規格:幅75×奥行42×高さ51cm

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地模様に桐・竹・鳳凰・麒麟の細やかな柄が織り込まれています。

  • オリジナル収納飾り『舞雅シリーズ』~大きく飾れて小さくしまえる~

衣裳に最高級品・京都龍村美術織物を使用し、人形は若手人形作家・飯塚孝祥が豪華に仕立て上げた逸品です。

商品詳細

糸屋輪宝 緑

195,800円(税込)

規格:幅75×奥行35×高さ35cm

衣裳に最高級品・京都龍村美術織物を使用し、人形は若手人形作家・飯塚孝祥が豪華に仕立て上げた逸品です。

  • 昨年度、総本店人気№1の親王飾りセット

お雛様の衣裳は京都龍村の織物を使用しています。
透明感・高級感のある屏風は金の箔押しにクリア加工で四君子柄の豪華な蒔絵です。

商品詳細

糸屋輪宝

200,200円(税込)

規格:幅70×奥行40×高さ35cm

お雛様の衣裳は京都龍村の織物を使用しています。
透明感・高級感のある屏風は金の箔押しにクリア加工で四君子柄の豪華な蒔絵です。

  • 正倉院柄の絹敷布で飾る、全体に高級感漂う逸品

おひなさまの衣裳は、京都龍村の織物を使用致しました。
高級で重厚な衣裳に合わせ、お顔は落ち着いたおもむきのあるお顔。屏風は手描きの桜柄です。

商品詳細

輪宝錦

170,500円(税込)

規格:幅75×奥行40×高さ46cm

おひなさまの衣裳は、京都龍村の織物を使用致しました。
高級で重厚な衣裳に合わせ、お顔は落ち着いたおもむきのあるお顔。屏風は手描きの桜柄です。

  • 優雅な物語をイメージさせてくれる立雛「紗奈」

おひなさまの衣裳は格式の高い有職の織り柄で流れのある美しい仕立となっています。
屏風は桜の金彩技法で表現され、上品で豪華な作りとなっております。

商品詳細

紗奈

171,600円(税込)

規格:幅60×奥行38×高さ59cm

おひなさまの衣裳は格式の高い有職の織り柄で流れのある美しい仕立となっています。
屏風は桜の金彩技法で表現され、上品で豪華な作りとなっております。

まとめ

今も有職の衣装のお雛様は京都の人形師さんを中心につくられています。

日本古来から現在まで続く有職故実を基につくられたお雛様は、伝統を超えた魅力が感じられ、決して派手ではないけれど、お人形の持つ気品と存在感が特徴といってもよいのではないでしょうか。
お子様には少し落ち着き過ぎていると思われるかもしれませんが、飽きることなく、長く大切にしていただけるお雛様でしょう。

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