別所実正 べっしょじっしょう

日本最高峰の
彫金・鍛金技術が織り成す
心に響く 兜の伝統。

「より良いものを」と
手仕事に
こだわり抜いた別所実正の兜。
力強さの中にある華やかさ、
他にはない重厚感と
品格が溢れ、
見る人の心に響きます。

別所実正の魅力

彫金・鍛金の技術が際立つ
きめ細やかな鍬形台

根っからの職人だった父を追いかけて磨いた、彫金・鍛金の技術。
まるでアクセサリーのような、レースのような繊細さは、実正だからこそ表現できる美しさです。
兜にとって一番の顔となり、武将の誇りや信念を表す鍬形台に魅力を感じ、特にこだわっています。

昔も今も、
手仕事だからこそのがある

機械製作が主流になっている兜鉢などのパーツや小さな金具も、実正は全て手仕事で作り上げています。
真っ直ぐすぎないちょっとした歪みも、兜が使われていた当時の雰囲気や手仕事ならではの味を出してくれます。
また、当時の兜の作り方は、文献としてほとんど残っていません。
博物館に足を運び、実際の兜を目で見て研究を重ね、どのように作られているか考えた上で作られています。

綿密な時代考証に基づいた実正の兜は、
お部屋でも存在感を放ち
男の子の成長を見守ってくれます。

ひたすらに「良いもの」
最高の兜を追い求めています

甲冑師として、「お客さまに満足していただけるもの」「自分ができる一番良いもの」を作り続けていきたいという信念を持っています。
お買い上げいただくお客さまから「作ってくださってありがとうございます」と感謝の言葉をいただくことも。
実正の熱い想いが、兜をとおしてお客さまに伝わっています。

繊細でもあり壮大でもある
実正の兜は
伝統的な品格が漂う

佇まいです

兜鉢の鋲止め、鍬形の形成、兜裏の布の手縫いなど、一つ一つの小さな手仕事によって、実正の兜の壮大感が生まれています。
お部屋に置くと、その伝統的な品格がより一層感じられます。

甲冑師 別所 実正について

昭和29年
東京浅草に生まれる。
昭和47年
甲冑製作に従事。師は二世実正父親である。
昭和58年
独立。
三世別所実正を襲名する。
平成5年
川越喜多院所蔵 長持彫金金具修理。
平成11年
伝楠木正成公具足
三鍬形前立之兜付胴丸具足製作。
平成13年
徳川家康公「大黒頭布形兜」
豊臣秀吉公「黒漆馬蘭之兜」
黒田長政公「黒漆銀箔押之兜」を製作発表する。
平成16年
オリジナル前立の創作兜を発表。
平成19年
コンパクトタイプの伊達政宗公 兜を発表。
平成21年
石川県小松市
「多太神社宝物の齋藤実盛の兜」を模写複製。
平成29年
さいたま市「東玉」で初の個展。

別所実正の技を極めた至極の
一点物の作品をご紹介

阿古陀形 細管大菊前立
六十二間総星兜

六十二間矧合せ星兜で2182個の極小星を打ち、荘厳かつ繊細で勇壮に仕上げてあります。
眉庇の飾り金物には、菊の葉を一枚ずつ葉脈を彫金し糸鋸で切り取り、五十四枚重ねてあります。
前立には銅板を細工し製作した茎に、彫金細工を施した茎から出た菊の葉五枚を取り付け金色にし、花弁の形になるように切り出した物を幾重にも重ねて銀色にしてあります。

阿古陀形 カブト虫前立
六十二間総筋兜

六十二間の筋兜ですっきりとした鉢に仕上げました。
子供の頃から実正師は昆虫好きで特にカブトムシが大好きで昆虫の王者であるカブトムシを前立にしました。
カブトムシの胴は木彫で脚の部分は銅板を切り出して製作してあります。
カブトムシは王者の証で金色にし、鉢と錣の部分はカブトムシ本来の色(茶色)を表現した兜です。

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