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雛人形には様々な種類がありますが、陶器製の雛人形もあるんです

2020年1月15日

雛飾り

雛人形には様々な種類がありますが、陶器製の雛人形もあるんです

お子さまの健やかな成長を願う春の節句、ひな祭り。
元々は、縁起の良くない季節の変わり目に悪いことが起きないよう、「お雛様」に厄災の身代わりになってもらうという儀式から始まったとされています。

伝統的な雛人形と言えば、仕立てた衣裳を胴体に着せる「衣裳着雛人形(いしょうぎひなにんぎょう)」・桐の木に正麩糊で人形に布地を入れ込む(木目込む)「木目込み雛人形(きめこみひなにんぎょう)」の2種類が代表的です。

しかし最近では、一風変わった「陶器製」の雛人形のセットも注目されつつあることをご存じですか?
陶器と言うと日本では滋賀県の信楽焼や栃木県の益子焼などが有名です。陶磁器と範囲を広げれば佐賀県の有田焼、伊万里焼、唐津焼、岡山県の備前焼、岐阜県の美濃焼、愛知県の瀬戸焼などが有名です。陶芸家、作家として有名なのは光悦、柿右衛門なども名前は皆さんもお聞きになったことがあるでしょう。

現在では陶器で作られた雛人形もいろいろな種類があります。コンパクトでおしゃれなもの。有田などの高級なものなどいろいろです。

そんな陶器人形の発祥は中世ヨーロッパのようです。有名なところではマイセンやリヤドロがあげられるでしょう。
本記事では、伝統的な雛人形に西洋の陶器の要素を取り入れた、モダンな雛人形について見ていきましょう。

陶器製の雛人形とはどんなもの?

雛人形と赤ちゃん

そもそも陶器人形は、中世のスペインやドイツなど、ヨーロッパ各国に由来します。
そのポーセリン(磁器・陶器)の製法は「国家機密」とされるほど貴族たちに愛されていました。

そんな格式高い陶器人形を、日本の和の象徴である雛人形と調和させたのが、陶器製の雛人形です。いまでは豊富な種類があり、質も価格も様々です。

上質なものですと陶器独特の質感が温かみを感じさせる、伝統的な雛人形とはまったく違った「洋風の上品さ」を醸し出しています。

製造ブランドの代表格は、テーブルウェアやアクセサリーなどを手がけるスペインの「リヤドロ」です。伝統的なポーセリンを用いて世に送り出す芸術は、その創業以来世界に新しい風を吹かせ続けています。

そんなリヤドロが作る陶器製の雛人形は、日本古来より続く「子供の成長と幸せを祈る」節句の文化にインスピレーションを受けて作られました。細部までこだわり抜かれたクオリティの高さが魅力的です。

陶器製の雛人形のメリットとデメリット

雛人形と赤ちゃん2

そんな素敵な陶器製の雛人形ですが、伝統的な雛人形とどちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
もちろん、どちらにもメリットとデメリットがあります。
陶器製の雛人形を選ぶことにはどういったメリット・デメリットがあるのか、伝統的な雛人形と比較しつつ見ていきましょう。

陶器製雛人形のメリット

まず、メリットの面から見ていきます。

・お手入れの必要性が少ない
陶器製の雛人形は、お手入れの必要性がかなり少なくなります。
伝統的な雛人形では髪や衣装の乱れが起き、しっかりお手入れしないとすぐに悪くなってしまいます。
しかし、陶器製であればこの心配が少なくて済みます。飾り付けや片付けも簡単で、あまりお手入れせずとも長い間飾ることができます。

・ホコリや湿気に強い
また、陶器なのでホコリや湿気に強いこともメリットです。
伝統的な雛人形は、保管の際に湿気などが入らないよう、かなり気を遣わなくてはなりません。
しかし陶器製であれば、そこまで注意を払わずとも長期間の保管が可能です。

・インテリアとしても使える
最近では和室のあるご家庭の方が少なくなってきております。
洋風のお部屋にも違和感なく飾れる陶器製の雛人形は、美しいインテリアとして飾ったままにしておくこともできるのもメリットの一つです。

陶器製雛人形のデメリット

次に、デメリットについて見ていきます。

・割れやすい
まず、陶器製の人形は材質上割れやすいことが挙げられます。
それだけでなく、割れた場合はとがった破片で怪我をする可能性があるので、小さなお子さまのいる家庭では特に置き場所を工夫しなければなりません。
また、伝統的な雛人形とは違い、一度割れてしまうと修理することは困難。
破損には注意する必要があります。

・伝統的ではない
陶器製の雛人形は、あくまで伝統的な雛人形とは違ったものです。
そのため、雛人形がもつ「和の美意識の教育」という側面が無くなってしまう可能性があります。
この点について、次に詳しく考えてみましょう。

雛人形が陶器製でも「和の美意識」をお子さまに伝えられるでしょうか?

陶器製の雛人形には、新しい文化としての美意識が宿っています。しかし、日本古来から伝わる「和の美意識」はどうでしょうか。

伝統的な雛人形は本物の和服の布、伝統的な髪型で作られています。
そのため、お子様が美意識・歴史を学び、さらにそれを後世へ伝えていくきっかけになるという役割をも果たしてきました。しかし、陶器製の雛人形では、インテリアとして美しくはあっても、その役割は果たせません。

上では、陶器製の雛人形のメリットとして「お手入れの必要性が少なくなる」ことを挙げました。しかし、これは同時に、雛人形をお手入れすることを通じて、壊れやすい小さなものを大切に扱う事や、こまめにお手入れをする機会が完全に失われてしまうという意味でもあります。

本格的な雛人形は、布も最高級品で、人形も細部まで精緻に再現されています。
この雛人形をお手入れするということは、お子さまの情操教育の一環でもあったのです。

もし、お子さまの健やかな成長を想うだけでなく、日本が誇る和の美意識を受け継いでほしいと願うなら、陶器製の人形では不十分かもしれません。

陶器製の雛人形は海外からのお客様の手土産にお喜びいただけます

雛人形

とはいえ、どんなものにも向き不向きがあるもの。
陶器製の雛人形はお子さまのために買う以外の場面では、お喜びいただけること間違いなしの「お土産」としてご購入いただけます。

お土産では喜んでもらえることが大切ですから陶器製の人形文化のある、海外から来た方への手土産に陶器製の雛人形は最適です。

日本の伝統的な風合いは残したまま、海外の方にも馴染みの深い陶器のデザインが高いレベルで調和しているため、海外の方の上品なお宅にも違和感なく飾れます。陶器製なため、普段置きのインテリアとすることも可能・手入れが少なくて済むのもポイントです。

この点、お土産として陶器製の雛人形を選ぶなら、やはりリヤドロの陶器製雛人形購入するのがお勧めです。確かに陶器製の雛人形は多くのお店やブランドから販売されています。

しかし、陶器の本場スペインに受け継がれる伝統的な技巧と、日本の伝統を徹底的に研究して作り上げるリヤドロの陶器製雛人形は唯一無二。微細なところまでこだわり抜かれたデザインと、まるで水面のように濡れた質感が特徴的です。
陶器とは思えないほど精密に再現された柄やしわ、柔らかささえ感じる芸術的なクオリティをお楽しみいただけると思います。

東玉では2009年よりリヤドロジャパン様と提携し、陶器製のお人形の販売を行っており、カタログよりお取り寄せ販売が可能でございます。また、他にも海外からのお客様へのお土産に人気のお品も数多く取り揃えております。

商品詳細

染付七福神

染付七福神

価格3,850円(税込)

規格:幅29×奥行4×高さ5cm

磁器の染付七福神。

七福神(しちふくじん)は、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神様です。大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七福神。

商品詳細

塗合わせ鏡 扇面

塗合わせ鏡 扇面

価格2,200円(税込)

規格:幅20×奥行17×高さ2cm

合わせ鏡となっているのでひとつは手鏡として、もう一方は置いた状態でご使用いただけます。
日本的な柄は海外へのちょっとした手土産にも喜ばれています。

参考ページ:東玉 | 海外からのお客様へ人気のお土産

まとめ

陶器製の雛人形は、ヨーロッパの陶器人形の文化と日本古来の雛人形の分化が融合したモダンな逸品。大切な人へのお土産、特に海外から来られた方へ渡すお土産としては、これ以上ないくらい最適です。

とはいえ実は、和の美意識をお子さまに伝えるという点では「伝統的な雛人形」のほうがずっとおすすめできます。
陶器製の雛人形か、伝統的な雛人形。
あなたの目的に合わせて、お好きな方をお選びください。

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